2010年5月31日月曜日

モヘアの余りで・・・



昨年作ったベアの余り布でハートの小物を作ってみました。中にはポリ綿を詰めました。


お花の中心にはピンクのスワロを一粒。 写真ではうまく写っていませんがキラリと光っています♪

バッグやケータイに付けたり、キーホルダーに・・・とイメージして作りましたが、出来上がったら、思ったよりも安定感がありピンクッションにも使えました。




ベアを作る人にはわかっていただけると思いますが、モヘアって安くはないので余り布を捨てるのってもったいなくてなかなか捨てられません。だから切れ端が貯まる一方。

1~2時間でできるので、ちょっとしたプレゼント用に良いかなと思っています。
コンベンションが近づいていて、こんなことをしている場合ではないのですが、却ってベアと関係ない物を作りたくなってしまう (+_+)

これって試験前になるとマンガを読みたくなるのと同じかしら?・・・








(昨年作ったベア、今はかかりつけのお医者さんの受付に座っています♡)






2010年5月30日日曜日

プリズムレンズ メガネ


今日は大倉山のメガネ屋 「白金堂」さんに行ってきました。


「プリズムレンズ」を使ったメガネが出来上がりました。




去年からメガネをかけても「文字が見づらい、本を読んでいて次の行にスムーズに移れない」という症状が出て視力の低下と疲れを感じていました。



病院の眼科で検査したところ、「視力に異常はないので、至急脳神経外科に行くように」と指示され、その日のうちに脳神経外科でMRI検査。でも、異常は見つかりませんでした。


眼科でも、脳神経外科でも解決しない・・・・そこで立ち寄ったのが「白金堂」さん。


もう20年近くお付き合いしているメガネ屋さんですが、実はここ数年ご無沙汰していたのです。


すぐメガネを失くす癖があるので、「見えさえすれば安いメガネでいいや」と思い、チェーン展開している安さを売り物にしているメガネショップに浮気したのです。


「白金堂」さんで検査していただいた結果わかったのは、左右上下の視線の焦点がずれているとのこと。人間の目は6つの筋肉で動きを調節しているそうですが、その筋力に違いが生じるとフォーカスポイントにずれが生じて物がダブって見えてしまうらしい。左右斜位、上下斜位があるのですが私の場合、特に上下の焦点のずれがひどかったみたいです。左右斜位の場合は目を寄せる運動で若干筋力を鍛えて改善を図ることは可能らしいですが、残念ながら両目を上下に寄せる運動はできません。


筋力調整できないケースに対応したのが「プリズムレンズ メガネ」。このメガネで楽になることがあるとのことでトライしてみることにしました。


日によって目の疲れ方も違うからということで、何回か「ずれの度合い」の検査に通いました。「ずれの度合い」が確定しても、人によっては効果がなかったり、慣れない為使いづらいという人もいるとのことで、まずは「洋服の仮縫い」ならぬ「仮メガネ」で1カ月ほど、試着。


「こんなに楽なの~~?」という程、目の疲れが違い、毎日の生活が楽になりました。


チェーン店で作ったメガネは視力は矯正してあっても焦点の調整はされていませんでした。それが疲れの原因になっていたみたい。チェーン店の中でも、焦点調整をしてくれるお店はあるのかもしれませんので作る前に要確認ですね。


人間の目って精密機械と同じ。視力調整だけで済むうちは良いのでしょうが、変?と思ったらちゃんと検査しなくちゃね。ただ眼科医でここまで細かく検査してくれるところは少ないと思うので、やはり信頼できるメガネ専門技師(眼鏡光学士というらしい)による検査は大事だと痛感しました。


ベア作りにとって目は命、「プリズムレンズ」があってよかった!!


「白金堂」さんは、オシャレなフレームを揃えています。今回、作ったのは地味~なフレームですが、顔に一番フィット。 検査だけでなく、フレーム選びにも長時間お付き合いいただいて「感謝、感謝」です。




2010年5月28日金曜日

ワンコ 美容院に行く

               
                 今日は月に一度のワンコシャンプーデー。


5月は雨の日が多かった所為か、かなり毛並みがよれよれになってしまいました。(ご主人の手抜き?)

行きつけのトリマーさんのところに行きましたが、まずは抵抗。




(シャンプー前の写真) 「こんな姿、とらないで・・・」










でも、優しいトリマーさんの手でこんなに綺麗にしてもらいました。

(シャンプー後の写真) 「新しいバンダナ、つけてもらったよ♪」


ご近所のワンコ仲間の方が「フワフワしていて、なんか美味しそう~」でっすって。ワンコのお散歩仲間から「綿あめちゃん」と呼ばれているぐらいなので「食べたくなっちゃう」といわれても驚きはしません (笑) ・・・が、「犬」のことに興味がなかったり犬が嫌いな人がこの会話を聞いたら「なんだと~?」と思うんでしょうね。

ビションフリーゼは別名「白粉刷毛犬(おしろいばけいぬ)」ともいわれています。おしろいをつけるときに使うパフのように毛が細くで柔らかいからです。 散歩しているとよく子供達に触られますが、皆「気持ちいい! ホワホワだ~」といいます。

「まるでぬいぐるみみたい!」とよく言われます。飼い主としては嬉しいし、気持ちはよくわかるのですが、ぬいぐるみ作家としては内心「それって逆じゃない? ぬいぐるみは可愛い動物をまねて作っているんだけどね」と・・・なんか複雑??? まっ、素直に受けていますが・・・・

このワンコにとって悩ましい「梅雨」がもうすぐきます。

2010年5月26日水曜日

だだや & 蕪づくし

昨日、和裁を習った帰りに「ちくちく針仕事」さんと横浜線沿線の「だだや」さんで食事。


おしゃれな店構えの焼き鳥やさんで、若い美人さんふたりでやっています。
お酒の種類も豊富でした ヽ(^o^)丿

各種焼き鳥、無農薬ホウレンソウとベーコンたっぷりのサラダ、自家製ピクルス、美人コラーゲン(ネーミングにつられましたが、ゆず胡椒でいただく鳥皮でした)、等々。
ピクルスは、蕪、ニンジン、胡瓜、セロリ・・・・野菜がたっぷり。美味でした。そこから「蕪ってどうやって食べるか?」という話になりました。

「だだや」さん

そこで、今夕の食事は「蕪づくし」としてみました。(数日前に蕪を買ったけれど、放置していたのです。)



ピクルス





 
                              蕪の煮物


内訳は・・・・


① 蕪の煮物(ゆず胡椒と山椒の葉を添えて)


② 昨日のピクルスをまねて。冷蔵庫の野菜整理のつもりで・・・・蕪、ニンジン、赤ピーマン、胡瓜、みょうが、山うど(酢味噌で食べるんだからピクルスにならない訳がないと考えた次第。)をほんのちょっと湯がいて、お酢、すし酢、料理用ワイン、オリーブオイル、黒と赤の粒胡椒、塩、月桂樹の葉、鷹の爪をいれたボールで和える。 野菜た~ぷり!!


③ 干し桜エビと昆布と塩・酒少々で炊きあげたご飯に蕪の葉を刻んだものを混ぜて蒸らす。(ちょっと高級な桜エビを使用)。色どりがまことに綺麗にできあがりました。
  

④ 蕪の味噌汁 (葉もきざんで・・・・普通かな)


それだけだと物足りなかったので「石垣しまラー油」で炒めた豚の生姜焼き。


蕪、使いきったどぉ~  

蕪はビタミンC、カリウムの他、葉酸も豊富でアンチエイジング野菜だとか。薄切りにしてゆずの皮と鷹の爪をいれて市販のすし酢につけるだけでも簡単な漬物一品になります。冬場、風邪をひいた時に牡蠣と長ネギと蕪とニンニクをブイヨンで煮たスープも温まります。
二日つづけての「蕪」、「蕪」・・・・蕪の夢を見そうです。

因みに蕪の葉は刻んで冷凍しておくと便利です。

2010年5月25日火曜日

長襦袢作り




家の片づけをしていたら押入れの奥からかなり前に買った長襦袢の反物が出てきました。「地味!」と思って放置していましたが何時しかおかしくない年齢・・・・になっていました。




普段着用なら自分で縫ってみようかと、和裁もなさる「ちくちく針仕事」さんに長襦袢の縫い方を教えていただくことにしました。




一昨年は横浜市の「職人が教える浴衣の縫い方教室」に通って浴衣を縫い上げました。中学校の家庭科の授業で浴衣を縫って以来だったので針の運びすらおぼつかないものでした。


今回の長襦袢は正絹なので、木綿の浴衣と違って布にハリがなく裁断や印つけに苦労しました (-_-;)。 針の運びは相変わらず (-"-)




先生に懇切丁寧に教えていただき、やっと見ごろの背縫い、脇縫い、そして袖縫いまで到達。




和裁って昔の人の知恵が随所にみられます。祖母は暇さえあれば着物やどてらなどいとも簡単に作っていました。 「洗い張り」なんていうのも家でしていた時もあったんですよね。昔の人ってすご~いです! 洗濯機も掃除機も炊飯器も電子レンジもない時代に家事をしながら縫い物ですからね~~~




ベア作りの場合は綿をぎゅうぎゅうに詰めてもはちきれないようにと半返し縫いでかなりきつく縫いますし、洋服はミシンでジャカジャカ。、和服の縫いは片方は玉結びをしなかったり、随所にきせを入れて、布や縫いに「遊び」をほどこしているように思います。




「きっちり」とした「西洋文化」と、「あそび」がある「日本文化」の違いがこんなところにも見受けられます。


そんな和服って慣れればとても楽なんですよね。 昔から日本人って生活のいたるところに「遊び」をとりいれてきた国民なんじゃないかな・・・・と縫いながら思いました。 この「あそび」、「ゆとり」、「ゆるみ」は大事にしたいです。




手の遅い私、先生がいつしか一方の袖縫いを手伝ってくださっていました。


「袖って片方だけ縫ったままにしたり、片方だけ見ごろにつけると、昔からお化けがでるっていわれているんですよ」とのこと。初めて聞きました。先生曰く、「何事も早くかたづけなさいという昔の人の教えがそんな話を生んだのかもね」とのことでした。  なるほどね~。




写真は丈も違うことなく両袖そろったものです。お陰でお化けはでませんでした♪




2010年5月21日金曜日

かさごで一杯♪




















今日は新鮮な「かさご」が手に入ったので、半身を唐揚げに、もう半身は煮つけにしてみました。




かさごは唐揚げかお刺身・・・・が定番でした。煮つけは初めて。



唐揚げは片栗粉で、低温でじっくり揚げ、骨もひれもパリパリに。レモンと塩でいただきましたが、もみじおろしとポン酢もお薦めです。



煮つけはみりんとお酒とお醤油だけで味付け。身はふっくら、皮はとろ~り~。プルプル感がたまりませ~ん。今まで、なんで煮つけにしなかったんだろう。。。。



ふぐに匹敵するというけれど、かさごをもっと料理する価値ありです。



見た目がグロテスクなのと捌くがちょっと大変ですが、さばいてくれる魚屋さんさえいれば問題ないです。


もちろんお酒は「冷酒」で~す。(唐揚げのお皿は陶芸を始めたとき初めて作ったお皿で~す。使い勝手がよく捨てられません)

テディベア用小物ゲット!











一昨年、ハロウィーンの魔法使いベアを作った時に箒を持たせたいなと思い、雑貨屋さんやユ○ワヤさん等探しまわりましたが適当な物がなく自分で作ろうとも思いました。でも材料を考えているうちに「まっいいか!」といういつもの怠け心がおこりそのままになっていました。


今回、デザインフェスタで丁度お手頃の箒を見つけ、即購入♪


出店者さんがとても気持ちのよい方で親切に作り方を教えてくださいました。


なんと薄の穂を一年寝かして作られているとのこと。な~る程!!  私は竹の小枝とかを考えていましたが、そういう手もあったんですね。  今年は間に会いませんが、秋にすすきを採って干して、来年作ってみます。 こういうお話もできるのがフェスタの楽しみでもあります。


隣は同じ作家さんが作った籠です。これを手にした「お買いものベア」も作るつもりです。






2010年5月19日水曜日

愛犬ビションのフォトブック
















家族の一員である愛犬のフォトブックを作ってしまいました。


昨年、15歳を目前にしたもう一匹のワンコを失い、残された子を見るにつけ、ちゃんとした写真を残しておきたいなという思いがありました。

そんな折、近くのペットショップでプロのカメラマンさんによる撮影会があるというので早速申し込み。
さすがプロ、普段なら振り向かないワンコの目線を見事にキャッチ!!


「こっち向いて!」とか言わず、「よ~~ッ!」とか「ポン!」とか歌舞伎の掛け声のような「犬が普段耳にしないような音」を発すると、見事振り向くんですね♪  普段見せたことのないような「よいお顔」をしちゃって!!


50枚撮った中から好きな写真を選んでCDやプリントに焼き付けるのですが、選択するのに困って、ついにフォトブックにするはめに・・・・よ~~ッ! この幸せ者!!


以上、いぬばか、おやばかなお話でした (-_-;)

ピンクの背景の写真にワンコと一緒に写っているのは、ベア作家吉田かつらさんのワンデーレッスンで作った「はいはいベビー」。モヘアの感じがワンコの子供のように見えるかなと思って置いてみたらピッタリでした。吉田かつらさんは「な~るほど!」と思うような色々な技を惜しみなく教えてくださる方で、思わず微笑んでしまう作品を多く作っていらっしゃいます。


(因みにこの犬種はビション・フリーゼです。プードルとマルチーズのMix?なんて聞かれることもある比較的マイナーな犬ですが、大泉洋さんのコーヒーのコマーシャルに「いぬいずみ君」、「アフロ犬」として登場してからちょっと名が知れてきました。)

2010年5月18日火曜日

エレノアって?



私の本名は祖父がエレノア・ルーズベルトからとって名付けてくれました。



エレノア・ルーズベルトはアメリカの第32代大統領 フランクリン・ルーズベルト夫人で、テディベアの名前の由来となった第26大統領 セオドア・ルーズベルトの姪でもあります。


体が不自由になった夫を支え続け、夫の死後も世界人権宣言の起草に携わり人種差別や女性差別の問題に取り組んだ「アメリカで最も尊敬される女性」の一人にあげられているそうです。


そんな名前をいただいたのに恥ずかしい限りの人生を歩んでいる私ですが、ベアを通じて少しでも人々に喜びと安心を与えられたらとの思いから私の作るベアを「Eleanor Bear」と名付けています。


タイトルのLogoは陶芸仲間だったイラストレーターのMさんが私の為にデザインしてくださったもので、私のベアにはこのマークのタグをつけるようにしています。Eleanorの「E」とBearの「B」を組み合わせ、ラッキーアイテムの四つ葉のクローバーをのぞかせています。Eleanor Bearが幸せをもたらしますようにとの願いを込めて・・・・・


エレノア・ルーズベルトについて(Wikipedia)



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デザイン・フェスタに行ってきました。

5月15日、16日に東京ビッグ・サイトで開催された「デザイン・フェスタ」に行ってきました。何千人ものクリエーターが集う大イベント。急ぎ足で回っても5時間かかりました。(この日の万歩計は1万6千歩を超えました。)
イラストレーター、アニメーター、ダンサー、ミュージシャン、陶芸家、木工家、etc・・・
日本のクリエーターの多様さ、エネルギーに圧倒されました。これだけ多くの人が自己を表現したいという強い思いを持っているんですね~。この多様性は「日本の文化と経済」の強みだと思います。

数ある作品の中でも、羊毛ニードル作品、缶バッチ、アニメのカードを出店している方が多かったように思います。樹脂を加工したアクセサリーも人気でした。
ベア作家の湊さん(Yanakano Zoo)さんの作品(写真)に出合い、お話しできたのはlucky!
素敵な作家さんでした。ベアのお顔の良さもさることながら、手染めのモヘアの色合い、風合い、抱き心地に感激。作家さんに似て、ベア達も上品で格調高かったです。
色々な意味で触発を受けた一日でした。このフェスタは11月にも開催されるので次回が楽しみです。


2010年5月13日木曜日

ブログ開設しました♪  よろしくお願いします。



テディベア作りに携わってからというもの世界がどんどん広がっています。

ベアに着せるセーターや洋服を作れるようにと編物教室や洋裁教室に通ったり、作品作りの参考にと動物の写真集や動物園に興味をもったり、パーツを自作できたらと樹脂について学んだり、モヘアを染めるために染色の本を読んだり・・・・  ベア作りは次々に私を新たな世界へといざなってくれます。そしてベアは友達をも呼び寄せてくれます。

誰かにニコって笑ってもらえるようなベア、ほのぼのとしたベアを作っていくつもりです。

写真は昨日誕生したベア、アーサーJrです。去年のテディベア コンベンションで里子に行ったアーサー君を少し小さくして、アンティーク調のモヘアを使いました。


7月24日、25日に東京国際フォーラムで開催されるテディベア コンベンションに出店する予定なのでこの子も出没するかもしれません♪