2011年10月31日月曜日

今月の手作り

ご近所の編み物名人から編み図をお借りして、毛糸のルームソックスを作ってみました。


普段、かぎ針編は余りすることがないのですが、とにかく早く寒い地域に届けたいという思いから極太毛糸でサクサクと編みました。 半日で片一方は編めます。

早く編めるうえに、とても暖かい!!

私の足のサイズに合わせたらとても大きくなってしまいましたが、被災地にも足の大きな方はいらっしゃるでしょう・・・ 色違いで小さめの物もお届けします。








さらに手の甲だけの手袋。
これは去年、編み物の本に載っていたものを編んだところ使い勝手がとてもよかったので、今回同じものを編んでみました。 

これはアフガン編み。 指先を使う作業に便利ですし、家の中で寒さしのぎにはめたままにしていても良いかもしれません。



ワンコが生死の境をさまよっている間、とても読書や洋裁やベア作りをする気にはなれませんでした。
集中力がなかったから・・・

その点、編み物は同じことの繰り返しが多いので考え事をしながらも編めるのでワンコの症状を気にしながらも編み進むことができました。(もっとも、途中、間違いに気づき、糸を解いて編みなおし・・・なんていうこともありましたが・・・)

毛糸は以前勤めていた会社の先輩Tさんが編み物好きの私のためにダンボール一杯、送ってくださったものです。 当時はまさかこういう使い方をするとは思ってもいませんでしたが、Tさんの毛糸が東北で生きることになれば二人分の気持ちをお届けできるのではないかと・・・活用させていただきました。

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2011年10月25日火曜日

ワンコ・・・回復!!


15日に手術をしてから一進一退を続けていたワンコ・・・昨日からふやかしたドッグフードと粉の抗生剤を受け付けるようになりました。

一時は動かなくなり夜中の零時過ぎに獣医さんに駆け込んだり、水も栄養ジェルも吐いて受け付けなくなったため、注射で生理食塩水・抗生剤・栄養剤を補給をしていました。 


少しよくなってからもお腹から血の混じった液がもれていたので、昨日までお腹に管をいれて生理食塩水で洗浄をする毎日でした。

昨日はほとんど血が混ざらなくなったので包帯を巻くだけにしてしばらく様子をみることになりました。

目力が出てきて、尻尾も丸くシャンとしてきたので今日は足慣らしで、いつものお散歩コースに出かけてきました。タッタカ歩いてくれました。

傷が気になるのか・・・お腹を舐めてまくります。包帯がずれてしまうので押入れの奥にしまっておいた服を着せてみました。(ビションは服を着せると毛玉が出来やすいから着せないほうがよいとトリマーさんにいわれていたので普段は着せていません。)

この10日余り、とても辛い日々を過ごしましたが、その分、治ったときの喜びはひとしおです。
こんなに嬉しい思いをしたのは久々。

ご近所の犬好きの皆さんが心配して、お声をかけてきてくださったりバギーを貸してくださったりしました。バギーはワンコがぐったりして動けないときに使わせていただき大変助かりました。

そして、夜中や日曜日にも処置をしてくださった獣医さんに感謝です!!
近所には動物病院が沢山ありますが、自宅で開業していて深夜でも受け入れてくれる獣医さんは他にはいません。

日頃から獣医さんとコミュニケーションを図り、ワンコの性格や体調を理解してもらっておくことの大切さを痛感した今回の出来事でした。

昨晩、編み物をしていて毛糸玉がころがったら、ワンコが毛糸に向かっていったのであわてて拾い上げました。「糸もの」に対して、ワンコの脳のスイッチがオンになってしまったのかも・・・
危ない、危ない・・・何がおこるかわからないので用心、用心。

心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。ワンコは幸せ者です♪


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2011年10月17日月曜日

ワンコ・・・緊急手術

土曜日にワンコが緊急手術をしました。

糸を飲み込んでしまったのです。

金曜日に帰宅したら、ワンコの口から糸が・・・
机の周りにはボビンケースが散乱していました。

いままでテーブルに乗ったり、拾い食いとか、いたずらをしない子だったので洋裁で使うボビンを箱にいれて机の上に放置したままでかけてしまいました。

ワンコはこの日、初めて椅子から机に飛び乗ったと思われます。
そして蓋があいたままのボビンが入った箱を踏み、ボビンが飛び出し、糸が脚にからまり、それを歯でとろうともがき・・・と想像されます。

歯にからまった口から出ている糸はあわてて引き抜きました。まさかボビンは飲み込んでいないよね!?  

その晩、餌も普通に食べたので一安心して眠りにつきました。
翌日、いつもどおり元気にお散歩、 途中、う○ちをしたらお尻から糸が・・・
やはり飲み込んだのか。。。と引っ張ってみたところキャ~ンと泣き声をあげました。

しかたなく糸をたらしたままトリマーさんのところに行って経緯を話したところ、糸を飲み込むのが一番厄介、下手をすると腸閉塞を起こすと聞き、その足で獣医さんに直行。

他のものなら数日様子を見て自然に排泄されるのを待つが、糸は腸の中で絡まって腸を傷つけ、命にかかわるからすぐ手術をしたほうがよいという結論になりました。

もしボビンを飲み込んでいてもプラスティックのボビンなのでレントゲンには映らないでしょうが、一応バリウムを飲ませて撮影。

胃の当りに楕円形の何かが見えます。 胃を切開しましたが、糸もボビンもみあたりません。
腸の下の方をきったら糸が出てきました。
その糸をひっぱると上の方の腸がギャザーのように引きつれます。
さらに上の方の腸を切り、そこから現れた糸をひっぱるとレントゲンに移っていた楕円形の糸の塊が出てきました。

胃と腸を全部触診しましたがボビンらしき塊はみつからず。
胃から肛門までず~っと何種類かの糸がつながった状態になっていたのです。

この獣医さんは「飼い主のところにいるのが犬にとって一番安心だから」と言って入院はさせません。
その晩、家につれかえり添い寝をしました。

昨日一日、水一滴も与えず絶食。 今日、獣医さんのところに行って抗生剤と化膿止めの注射をしてもらいました。 今日からは水と栄養液を少しずつ与えて様子をみることになりました。

ワンコはうんともすんともいわず、名前を呼んでも答えません。

怒っているの??  全部私が悪いのよ・・・ごめんね!! これからはちゃんとおかたずけします!!

ワンコは私のだらしなさを身をもって注意してくれたのかも・・・

友人の知り合いの犬はマチ張りを飲んだそうです。 そのときは奇跡的に排泄されたとか。
いたずらをしないと油断していたのがまちがい。何がおこるかわかりませんね。

ベアを作るときは針がベアに残っていては大問題なので針の数には注意していましたが、ボビンも全部でいくつあるのか洋裁の初めと終わりにちゃんと数を数えなくてはいけないと痛感しました。 これから気をつけます。

私も同日から腎臓結石をわずらい、今日やっとお医者さんに行ったところ「こういうときは小沢さんみたいに救急車で病院にいかなきゃ」としかられましたが、ワンコのことが心配でそれどころではありませんでした。

今はふたりしておとなしくしています。しばらくはお出かけせずにワンコと静養です。

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2011年10月14日金曜日

栗ご飯


栗を沢山いただきました。

でも・・・栗、嫌いではないけれど特に好きでもない。 せいぜい茹でた栗を1個か2個たべれば充分。

せっかくなので、半分は茹で、残りを栗ご飯にすることにしました。
(長く生きてきたのに、はずかしながら栗ご飯を作るのは初めてです。)


美味しく炊けましたが、わざわざ栗を買ってまで作ることはしないかな?
だって、皮をむくのが大変だから・・・


今後、もし作るときのために一応レシピを残しておくことにします。




[作り方] 2人前


① 栗を2~3時間水につけるか、熱湯に10~20分つけておく。
  こうすると皮がむきやすくなる。
  (柔らかくなったとはいえ、いくつもの栗の皮をむくのはしんどかった!)

  栗の底面を切りおとし、側面の皮をむく。
  渋皮は5面になるようにむくとよいらしいが気の向くままにむいてしまいました。


② 栗 200gに対し、
  米 カップ 1と1/4カップ
  もち米 カップ 1/4カップ


  米ともち米を洗って、水 1.5カップに1時間ほどつけておく。


③ お米に皮をむいた栗と 酒 大匙1(適当)、 塩 小さじ 半分(適当)を入れて
  炊く。


④ 炊き上がったら15分ほど蒸らして出来上がり。好みで黒胡麻をふりかける。



ちなみに「茹で栗」は水から茹でる。沸騰したら15分くらい茹でてざるにあける。



栗をくださった方に「サツマイモもお好きですか?」とうかがったら「大好き」とのこと。

やはりね~・・・亡き母が栗が大好きで独りでよく栗をゆでてもくもくと食べていましたが、その母が「サツマイモ」も大好きでしたから・・・ほくほく物が好きだったのです。


二人に共通するのが「糖尿病」。 食べすぎはいけませんね。
季節を味わう程度にしておきましょう。

この季節、「栗ご飯」より「きのこご飯」や「サトイモご飯」のほうが簡単なのでずぼらな私には向いています。

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2011年10月10日月曜日

じゃばら湯・・・銭湯の日


今日、10月10日は銭湯の日。

ちょっと風邪気味でしたが、年に一度の「銭湯の日のじゃばら湯」に浸かりに太平館まで出かけてきました。

既に入浴を終えた方たちから「あったまるわよ~!」と声をかけられました。

今日はラジオ放送でもじゃばら湯が紹介されていたそうです。





いつもは黒いラジウム温泉の湯船にだけ入るのですが、今日は超音波マッサージ浴の「ふつう」のお湯の方へ・・・

「じゃばら」の皮が一杯詰まった大きな袋が浮いています。

ん~~ん、あたたまるぅ~~~

「じゃばら」は「邪」を「払う」という意味から名づけられたとか・・・風の邪もきっと払ってくれることでしょう。






湯船に三度もじっくり浸かりました。

そして、「じゃばら飴」をお土産にいただいて帰ってまいりました。

風邪が楽になったような・・・♪

気のせいでしょうか?


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2011年10月8日土曜日

帽子にリメーク

震災直後、多くの方が提供してくださった衣服。
そのうち、残念ながら被災直後の生活にはゴージャスすぎたり、ちょっと古い形のものは被災地に送らず、帽子作家の糸絵巻さんに帽子へのリメークをお願いしました。

既に夏物はバザーなどを通じて被災地支援の帽子となりました。


一旦は冬物衣料の受入を中止していたSAVEIWATEでは、寒さの到来とともに受入を再開したとのこと。

「寒くなったから早く被災地に届けたほうがよいのでは?」と糸絵巻さんからメールが届きました。

そして早速、既にお作りいただいた帽子16個を届けてくださいました。





リボン刺繍のほどこされた紫色のコートから・・・・アンゴラ混の軽くてお洒落な帽子に♪















ピンクのコートも同色の毛糸と赤いモチーフを組み合わせた花飾り付きの可愛い帽子に♪














淡いグレーの服は毛糸で縫い合わせて可愛いベレーに♪





ボタンや毛糸などを組み合わせて作ったオリジナリティーあふれる帽子の数々。



















帽子って頭からの熱の放出を止めるので体全体が暖かく感じるそうです。

糸絵巻さんは家の中でも帽子を被るとか・・・ この冬、「帽子で節電」もありかな?


集まった衣服でまだ10個ほど作れるそうですが、とり急ぎ、この16個を岩手の方々の元にお届けすることにいたします。


御自分の作品作りの合間を縫って、半年もの間、作り続けることって大変なことだったと思います。


私がそのように言っても、「帽子のリメークはとても勉強になりました」と嬉しそうにお話される糸絵巻さん。

素敵な方です。 ありがとうございました♪♪


糸絵巻さんの帽子が東北に向けて旅立ちます。


(相変わらず下手な写真でごめんなさい・・)
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2011年10月7日金曜日

久々のベア作り


震災以降、ベア作りをストップしていました。

以前、被災地に送るシュシュのことをブログにアップしたときに写真におさまっていたシュシュをつけた作りかけのベア・・・

やっと完成。

秋となった今日まで、春からず~~っと耳から糸をたらし、鼻先にまち針をつけたまま放置されていた可愛そうな子、
Hellow, guy!


柔らか手触りのショートモヘア、手足のパッドは羊の革、オーソドックスなベアです。時がたつほどに味わいが増すのではと期待しています。ジーンズは脇と肩紐にホックをつけて脱ぎ着できるようにしました。

被災地は寒くなり冬物の衣服の受入れを再開したそうです。
クリスマスに向けてベアの受入れも検討してくださるとのこと。

そろそろベア作りを再開しようかしら・・・

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2011年10月6日木曜日

感動をありがとう・・・ジョブズ!

アップル社の前CEO スティーブ・ジョブズ氏が死去したニュース。

昨日、iPhone 4Sの発売のニュースがメディアを賑わせたその翌日の訃報。

アップル社の見事なまでの事の運び、そして何よりもつい先ごろ、CEOを後任に託し引退をしたジョブズ氏の見事な生き様。 本当に稀有な経営者であったと感動の涙が流れます。

「毎日を人生最後の日であるかのように生きていれば必ずひとかどの人物になれる」、17歳の時に出合った言葉とともに56年の人生を駆け抜けた男。

iPhoneをはじめとする時代を先導した数々の商品を世に送り出したジョブズ氏。商品とともに彼の夢と希望が後世に受け継がれますように・・・。

次のジョブズ氏が世界のどこかに現れることを願います。

「ひとかどの人物」を願わないまでも、毎日を人生最後の日であるかのように生きていきたいものです。

Thank you, Steve!!

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2011年10月3日月曜日

節電・・・自分の意志で

9月の電気使用量は対前年同月比 31%減、料金 28%減となりました。

震災以降、3月からの9月までの電気使用量累計では前年比40%減、料金累計 41%減となりました。

9月も暑い日が続き、さすがにエアコンを26度設定にしたり、パワフルモードにしたりと結構電気を使いました。
留守にするとき、ワンコ用にともったいないと思いながらもエアコンをつけっぱなしで出かけたこともありましたので、今月は削減できている自信がありませんでした。

それでも、ここまで削減できたということは・・・こまめな節電が功を奏したのか?

有名なジョークとして・・・

船が沈没するときに女性や子供を助けるために何人かが犠牲にならなくてはならない場合、救命ボートに群がる人々に向かって船長が状況を説明すると・・・

英国人は「貴方はジェントルマンだ」というと救命ボートから離れる。
米国人は「貴方はヒーローになれる」というとガッツポーズで海に飛び込む。
ドイツ人は「これはルールなのだ」というと納得する。
日本人は「皆さんそうしていますよ」というと周りを見回して飛び込む。

という話がありますね。

皆がするから・・・国が言っているから・・・
ではなく、自分がしたいから・・・今後も節電、節水、無駄を省くことを実践していきたいと思います。

快適な暮らしをしたい人、必要に迫られる人・・・人それぞれの生き方、考え方があると思います。

時間がたっぷりあり、今のところ元気な私としては、「自分を季節に合わせた生活」と「自然を大切にする生活」に今後もできるだけチャレンジしていくつもりです。

微々たる努力ですが、やってみたいから・・・地球が、人間と全ての生き物が愛しいから・・・

何が大切かを考えさせられたこの夏でした。 

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2011年10月1日土曜日

ときは移ろい・・・




今日、表にでたら金木犀のかすかな香りが・・・


この香りがすると10月だなぁ~~と思います。


長かった夏が終わり、やっと秋到来。





去年もブログで金木犀のことを書きました。


あれから1年。 色々なことがありました。


どんなことがあろうとも、ときは確実に流れています。


私のまわりでも・・・東北でも・・・日本中・・・世界中・・・でも。


花はまだ白っぽいですが、香りはいち早く季節を告げています。


暑い夏、暑いのはかなわん、湿気はかなわん・・・と言っていましたが、あと少しすると、寒いのはかなわん、乾燥はかなわん・・・と言いそう  (>_<)

その時々の季節を受け入れていくとしましょう。

短い期間ですが、金木犀の香りを思い切り楽しむことにいたしましょう♪


(一部の政治屋さんのまわりだけは時が止まっているかもね!?)



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