土曜日にワンコが緊急手術をしました。
糸を飲み込んでしまったのです。
金曜日に帰宅したら、ワンコの口から糸が・・・
机の周りにはボビンケースが散乱していました。
いままでテーブルに乗ったり、拾い食いとか、いたずらをしない子だったので洋裁で使うボビンを箱にいれて机の上に放置したままでかけてしまいました。
ワンコはこの日、初めて椅子から机に飛び乗ったと思われます。
そして蓋があいたままのボビンが入った箱を踏み、ボビンが飛び出し、糸が脚にからまり、それを歯でとろうともがき・・・と想像されます。
歯にからまった口から出ている糸はあわてて引き抜きました。まさかボビンは飲み込んでいないよね!?
その晩、餌も普通に食べたので一安心して眠りにつきました。
翌日、いつもどおり元気にお散歩、 途中、う○ちをしたらお尻から糸が・・・
やはり飲み込んだのか。。。と引っ張ってみたところキャ~ンと泣き声をあげました。
しかたなく糸をたらしたままトリマーさんのところに行って経緯を話したところ、糸を飲み込むのが一番厄介、下手をすると腸閉塞を起こすと聞き、その足で獣医さんに直行。
他のものなら数日様子を見て自然に排泄されるのを待つが、糸は腸の中で絡まって腸を傷つけ、命にかかわるからすぐ手術をしたほうがよいという結論になりました。
もしボビンを飲み込んでいてもプラスティックのボビンなのでレントゲンには映らないでしょうが、一応バリウムを飲ませて撮影。
胃の当りに楕円形の何かが見えます。 胃を切開しましたが、糸もボビンもみあたりません。
腸の下の方をきったら糸が出てきました。
その糸をひっぱると上の方の腸がギャザーのように引きつれます。
さらに上の方の腸を切り、そこから現れた糸をひっぱるとレントゲンに移っていた楕円形の糸の塊が出てきました。
胃と腸を全部触診しましたがボビンらしき塊はみつからず。
胃から肛門までず~っと何種類かの糸がつながった状態になっていたのです。
この獣医さんは「飼い主のところにいるのが犬にとって一番安心だから」と言って入院はさせません。
その晩、家につれかえり添い寝をしました。
昨日一日、水一滴も与えず絶食。 今日、獣医さんのところに行って抗生剤と化膿止めの注射をしてもらいました。 今日からは水と栄養液を少しずつ与えて様子をみることになりました。
ワンコはうんともすんともいわず、名前を呼んでも答えません。
怒っているの?? 全部私が悪いのよ・・・ごめんね!! これからはちゃんとおかたずけします!!
ワンコは私のだらしなさを身をもって注意してくれたのかも・・・
友人の知り合いの犬はマチ張りを飲んだそうです。 そのときは奇跡的に排泄されたとか。
いたずらをしないと油断していたのがまちがい。何がおこるかわかりませんね。
ベアを作るときは針がベアに残っていては大問題なので針の数には注意していましたが、ボビンも全部でいくつあるのか洋裁の初めと終わりにちゃんと数を数えなくてはいけないと痛感しました。 これから気をつけます。
私も同日から腎臓結石をわずらい、今日やっとお医者さんに行ったところ「こういうときは小沢さんみたいに救急車で病院にいかなきゃ」としかられましたが、ワンコのことが心配でそれどころではありませんでした。
今はふたりしておとなしくしています。しばらくはお出かけせずにワンコと静養です。
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