味噌作り仲間と5人で、今年も味噌作りをしてきました。
今年で3回目です。
場所は横浜港北区の菊名の「小泉麹屋」さん。
今年の大豆は「とよまさり」です。
例年は鶴の子大豆を使っていましたが、お店の方のお話によると、去年の秋の収穫時に台風に襲われたために鶴の子大豆の収穫が少なく、今年の大豆は収穫量の多い「とよまさり」になったそうです。
ビニール袋に入った茹であがった大豆、プラスチックの桶には麹と塩が用意されています。
まず石鹸で手をよ~く洗い、エプロンと三角巾とビニール手袋をつけます。
茹で上がった大豆をビニール袋の上から手でつぶしていきます。
麺棒を持参した仲間もいましたが、やはり手でつぶすのが一番。
つぶつぶが好きな方、嫌いな方、人それぞれ。 私はできるだけつぶつぶがないように丁寧につぶしました。
つぶれたらビニール袋の中で大雑把に丸くまとめます。
次に麹と塩をまんべんなく混ぜます。 麹のあま~い香りが室内にただよっています。その中につぶした大豆を入れ、さらに大豆の煮汁をお玉2杯加え、混ぜ合わせます。
満遍なくまざったら、ソフトボールぐらいの大きさに丸めて各自用意した容器の中に投げ入れます。
全部いれたら表面を平らにならした上で周りに5センチぐらいの深さの溝を作ります。そしてラップでピッタと覆います。 そしてさらに表面を押して溝をなくしラップで完全に密閉して完了。
3回目ともなると皆、手馴れてきたのか30分弱で完了。
これを夏も含め常温で放置すれば9月には熟成された美味しいお味噌が出来上がります。
お味噌はその家に舞っている菌の作用で、同じ材料を使っても香り・味は全く同じにはならないそうです。微妙な物なのですね。
去年作ったお味噌がまだ残っていますが、暖かくなると味が落ちるそうなので4月までには使いきってしまいましょう。 先日、鎌倉散策で購入した生姜の味噌漬けがおいしかったので、生姜を薄切りにして残っているお味噌で自家製生姜の味噌漬け作りにトライしてみましょう。
さらに麹だけ購入してきました。 魚の切り身や塩漬けして水抜きした野菜に麹をふって冷蔵庫で保存すると簡単に自然な甘みの「麹漬け」ができるそうです。
[味噌材料]
とよまさり大豆 700g、麹 1kg、 赤穂の天日粗塩 350g (麹歩合 12、塩分12%)
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