2010年9月26日日曜日

傾聴講座 その3

傾聴講座最終日は次の段階に進みましたが、前回同様に「話し手」、「聴き手」、「観察者」と代わる代わる受け持ちました。


[第二段階]

前回の「簡単受容」に加えて、第二段階では「聴き手」は話の中に「キーワード」を見つけ、その言葉をそっとつぶやくように「復唱」します。


このロールプレイでは何がキーワードなのか探っているうちに話が終わってしまい、「復唱」は思った以上に難しいことがわかりました。

 
たとえば「悔しい・・・」、「無視された・・・」というように「怒り」や「つらさ」を現す重要語句をそっとつぶやくことで、「話し手」の気持ちをちょっと支えてあげるという感じでしょうか。


「くやしいんですね」、「無視されたんですね」というように鸚鵡返しにすると、「話し手」は話を遮断されたように感じるので、「つぶやく」だけの方が良いそうです。


キーワードが見つからない時は無理に復唱しなくても構いません。それに集中することで話を聴けなくなってはいけませんから。



「話し手」は話の途中、つい何かアドバイスめいたことを言いたくなるでしょうが、まずは話を聴き、相手の気持ちを受け入れ、時には一緒にオロオロすることも大事。「悩みの共有」でしょうか。
それによって「話し手」は「理解してもらえた」と満足感と信頼感を覚える。まだこの段階ではアドバイスは行わないそうです。




[第三段階]


話を聴き終えたら「聴き手」は内容を整理して「あなたの話(悩み)はxxxxということですね。」と確認します。


間違っていればと「話し手」は「いえ、そういうことではないんです」と改めて話しなおすでしょうし、合っていれば「そう、そうなんです」と聴いてもらえたことで満足感と信頼感を覚えます。



「話し手」と「聴き手」との間に信頼関係が生まれると、「話し手」のゆらゆらしていた気持ちは次第に落ち着いてきて終いには自分の悩みを自分で考えられるようになる場合もあるそうです。


このロールプレイは第二段階よりは難しくはありませんでした。


悩み相談の現場ではアドバイスもするし、時には叱ったりもするそうですが、今回の講座はここまで。





この講座を通して「聴くこと」、「相手を尊重して受け入れること」、「信頼関係を築くこと」の大事さを体験しました。 と同時にそのむずかしさも体験しました。



家庭で子供が「学校で失敗した!」と悩みをうちあけたら

「失敗しちゃったんだ・・・」と、

ご主人が「疲れた!」と会社から帰宅したら

「疲れたんだ・・・」とつぶやいてみては? 

「ん?? いつもと違うぞ・・・」と思うかもしれません。 (言い方、イントネーションを間違えると嫌みになってしまうかもしれませんので要注意ですが・・・。)




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2010年9月23日木曜日

がぁ~ん!! 動脈硬化!?


9か月ぶりに循環器内科の定期検診に行ってきました。



今年からフィットネス・ジムに通い始め、若干おなか周りが減ったかなと思っており、今回の検診は良い結果を期待していました。



とっ、とっ、ところが・・・ 


動脈硬化度を測る検査の結果が、判定B。


健康な同年齢の女性と比べて血管が「硬い」です。。。。とっ!!


いままでずっと「同年齢と比して良好」を保ってきたのに・・・・運動もして、お酒も減らしているのに・・・・なんで!?


ふと何ヶ月か前に読んだ新聞記事を思い出しました。


健康のためには「適度な」運動をすること。 過度な運動は却って動脈硬化をもたらすと書いてあったっけ。 「165-年齢」が適度な心拍数だとか。


ネットで調べたら筋肉モリモリに鍛える為ではなく、体脂肪を燃やす為の軽い運動ならば心拍数は(220-年齢)の60%~70% が良いらしい。


過剰運動をすると心臓が血液を送ろうとして必死に働くので血管の筋肉が硬くなってしまうそうです。


ジムではエアロ、ピラティス、ボクササイズ、トレッドミルウォーキングなどの有酸素運動をメインに1回3時間、週3回程やっていました。


開始時の体力測定で「実年齢よりも14才若い体力年齢」という結果が出たのでいい気になってやりすぎたのがいけなかったんでしょうか。


過剰運動は活性酸素を発生させ、動脈硬化だけでなく美容上の老化ももたらすという説もあるようです。

そういえばこの夏、お肌のシワが気になりだしたっけ・・・猛暑・紫外線のせいだと思っていたけれど・・・
ひょっとしたら運動のしすぎ?


なにごとも「過ぎたるは及ばざるがごとし」、「適度」を忘れてはいけないなと改めて思いました。

時計のように腕に巻いて運動時に心拍数を測る器機があるそうなので買ってみようかな?

次回の検診までには又「良好」にもどしま~す!!



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2010年9月19日日曜日

傾聴講座 その2

先週に続き、第二回傾聴講座に出席しました。

今回は、グループの三人が役割を変え、それぞれが3分間、「悩みの話し手」、「聴き手」、「観察者」を体験します。


今回学んだこと・・・・


[簡単需要]

「うん」、「そう」、「はい」と「うなづき」を「簡単需要」といいます。
    
意見やアドバイスを聴き手に求めたくなる、他の反応も欲しいという意見が参加者から出ました。    

しかし、実際の悩み相談では最初の3分間は「相手が聴いてくれる時間」として、簡単受容に徹するそうです。 あえて他の言葉は使いません。

話し手が「相手は私の話を聴いてくれる人なのか、自分と波長があうのかどうか」を見極める時間であり、この間に安心感を抱くと「自己洞察」がしやすくなり、話をまとめたり、整えたりしやすくなるそうです。

その3分間に聴き手が質問や意見を述べてしまうと、話が遮断され話の流れが乱れてしまい話し手に安心感が生まれないそうです。

傾聴では「安心感」がキーワードです。

(ただし、聞き取りにくい場合や話がわからない時は、聴いた内容を反復するのは構いません。)



[態度]

目をじっと見られると話しづらくなるという方と、目の表情で受け入れられていると感じて話し易いという方がいらっしゃいました。

話の内容や話し手の性格にもよるかもしれません。

目をじっと見なくても、鼻から首のあたりを見て聴いたり、向かい合わなくても90度の角度で座って聴いた方がよい場合もあり、ケースバイケースで対応します。

簡単受容の「間のとり方」、「うなづき方の大きさ」、「顔の表情」、「姿勢」も大事な要素となります。   
(電話では間のとり方、声の調子が重要になりますね。)



[印象に残ったこと]

聴き手は相手の話に感情移入したり、話にまきこまれがちです。相手の思いを察すると同時に相手を冷静に客観視できるようになることが大事です。

相手への先入観とか好き嫌いの気持ちとか自分の主張を抑え、セルフコントロールして相手の話に集中すること・・・・これが一番難しいかも。
     

「話し手」を体験すると、「聴き手」にはこう反応して欲しいという欲求が起こってきます。「悩みの話し手」を経験すると、「良い聴き手」になれるでしょう。


「話し手」はとらえどころのない悩みなどを聴いてもらっている内に、嫌な自分・駄目な自分が見えてくることがあります。  話をする過程でそんな自分を知り、自己肯定できるようになれば解決に一歩近づいたことになるのでしょう。


アドバイスなど必要な情報提供も大事ですが、話すことで自己解決していく場合も結構あると思います。



中には「重たい内容」の悩み話を聴いて気分も重くなったという方もいらっしゃいました。
先生は「相手の重い悩み」を聴いて、受け止めてあげた分、相手の方は軽くなっているんですよ・・・とおっしゃいます。 さすが27年間、ボランティアで命の電話に携わった方です。

私にはその気構えがまだまだ・・・。


最近、「傾聴講座」の案内をよく目にします。 それだけ「聴く」こと、「コミュニケーション」の必要性を感じている人が増えているのでしょうか。 痛ましい事件、自殺、うつの多発・・・もっと他人の言葉や態度に心遣いをすれば少しは社会が変わるのではと人々が感じ始めているのかもしれません。

 
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2010年9月16日木曜日

ビションの型紙つくり




我が家のワンコをモデルに「ビションぐるみ」を作ろうと型紙作りをしていますが、苦労しています!







ビションって、毛はフワフワですが実際の中身は細身なんです。

触った方から「あら、細身なのね」とよくいわれるんで、「あげ底犬なんです~」と答えているくらいです。


フワフワ感、たっぷり感のある毛質をどうしても反映させたいので、やっと見つけた「2.6センチという長めの毛足のアルパカ・モヘア」を使おうとしています。





イメージを絵に描いて型紙作りを進めていましたが・・・
途中で気付きました。

「まてよ! これに2.6センチの毛足が加わると見た目はもっと大きな頭、胴体になるのか~?」
となると型紙の足をもっと細く、長くしないとバランスがおかしい!! 


頭がこんぐらかってきました (*_*;  毛足の長いモヘアで小さい物を作るのは初めてなので作り勝手の違いに戸惑っています。


いつもワンコ美容室でシャンプーしてもらっているので、毛の立っていない、ぺしゃんこ状態の「本体」のイメージを捕えていません。 触診したら嫌がって逃げられてしまいました (-_-;)



毛が寝ないように、ビションらしくフワフワなものが出来るかしら? 
出来上がったとしても、本物と同じく触ったら「あれ? ほっそ~い!」って思われるのはぬいぐるみではNGじゃないかしら?・・・ 


シーチングの仮縫いだけでは、感じがつかみにくいです! 


ビションって他の犬と違って人工的にカットを施して雰囲気を出している犬なんです。(アメリカでビション・カットがあみだされた結果、人気がでたといわれています。) そういう点ではプードルと同じと考えればよいのですが、プードルの方が体のラインが読み易いかな?


「散歩の途中で”ぬいぐるみみたい~”とよくいわれるけれど、それって逆じゃない!?」と以前にブログで感想を述べましたが、今回「ビションぐるみ」を作ってみて、「ビションは実はぬいぐるみみたいにカットした犬であり、”ぬいぐるみみたい”という感想が正しいのだと気付きました。


さてさて、どうなることやら・・・ 試行錯誤です。 作りあげたものにトリマーさんと同様、ビション・カットを施すことになるのかも・・・  挑戦のしがいがあります。


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2010年9月13日月曜日

モヘア染め



久々にモヘアを染色しました。

秋らしいワインレッドにしてみました。









使ったのは2種類の黄色と水色。











それと何年も前に作った左の写真のベアのベージュと黒が混ざっためずらしいモヘア。


いずれも、「このモヘアはもう使うことないな」と思いつつ捨てられなかった「余りモヘア」を染めました。





RITの染料パウダーと塩と洗剤少々を熱湯で溶かし、用意していた40℃ぐらい(適当)のお湯に溶かしいれます。 そこに水で濡らしておいたモヘアを浸けてしばらく撹拌・放置します。

染料の説明書には20分から30分浸けると書いてありますが、ころ合いをみてひきあげ洗剤で洗い、水でよくすすぎます。

分量も時間もアバウトでしたが、簡単に思ったとおりの色に染まりました。


モヘアは染めると艶や手触りが劣化するので、「すすぎ」の最後にシャンプーの時に使うトリートメント剤にちょっと浸けることを思いつきました。 ちょっと艶と感触がよくなった気がします。

時間が経過したら、これが果たしてモヘアにどんな影響を及ぼすのか分かりませんが、何事も試してみないことにはわかりませんから・・・

写真ではよくわかりませんが、黒とベージュ混合モヘアは元のものより高級感が出ていい感じになりました。黄色と水色のモヘアでは若干ワインレッドの色が違います。


余りモヘアや、こんな色のモヘアどうして買っちゃったんだろうというようなものなら気兼ねなく染色を楽しむことができます。




さてさて、染めあがったモヘア、これらをどう使い分けようかしら? シックなベアにしたいな・・・



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2010年9月11日土曜日

傾聴講座を受けてきました。


区の社会福祉協議会共催の「傾聴講座」を受講してきました。

「命の電話」に27年間携わっていらした講師を迎えて、全3回にわたり主にワークショップを中心に「ひと」の話に耳を傾ける「訓練」をします。

頭ではわかっていても、人の話を聴くって結構難しいことだと思っています。


性格や生きてきた環境も影響すると思いますが、まわりを見まわすと自分を含め、人の話を聴くより自分のことを話す人が多くなってきている気がします。 人が話していても気が付いたら「自分はね・・・」ということになっている「私」の欠点が最近気になっていたので参加申し込みをしました。

今日の講座の内容は以下のようなもので、あっという間に2時間が過ぎました。

① 

40人の出席者が円になり、一切しゃべらないで生まれた月日の順番に並ぶよう指示されます。

指も使ってはいけないということなので、初めはどうやって推測するのだろうと困惑しました。

12カ月のうち円のどのあたりが誕生月かを目算し、瞬きの回数で隣の人と合図して誕生月を探っていきました。 どなたか一人が目で「合図すること」を始め、それが次々に伝わっていったのです。

月に関してはそんなに間違うこともなく並びかわりましたが、さすがに日にちまで揃えることはできませんでした。中には8月生まれの人が1月生まれの人のグループにまざったりして、なんで~?という感じでした。
  
こうして、「言葉」というものの大事さをまず身をもって体験しました。




2人ひと組になり、お互いに相手に質問をして「ひととなり」を聴きだします。答える方は嘘は無し。
年齢や体重など答えたくないときには、鯖読むのではなく「答えたくありません」と答えます。

お互いの話が終わったら、次は6人のグループに分かれ今話を聴いた人について「他己紹介」をします。
  
聞いたことを忘れてしまったり、この課題の趣旨を理解せずご自分のことを熱心に話し始めた方もいました(笑)

相手の話を集中して聴かないと「話しの内容が違って伝わる」ことがあることも明らかになりました。




最後は三人ひと組になり、「悩みを発言する人」、「聴く人」、「聴く人を観察する人」に分かれます。

「この場は悩みを解決する場ではないので、お金がない・・・とか泣きだすような大変な悩みは無しですよ」 という講師の方の前置きから始まります。

「聴く人」は「うなずき」、「はい」、「そう」、「うん」という限られた反応しかしてはいけません。
観察者は聴く人がそれ以外の反応をしたかどうかを観察します。


今日はここまでで終わり。

私のグループの聴き手は「悩み発言者」の目をみて、よくうなづいて聴いていらっしゃいましたが、言葉を制限されている所為か言葉がすくなくなっていました。(私が観察者でした。)


「なるほどね」って、つい使ってしまいますがどうなんでしょうかと質問したら、「ね」をつけると全肯定になるので「なるほど」までで止めてくださいとのこと。これはわかる気がします。

「そうですね」も多分いけないんだと思います。 「そうですか」はどうなんだろう・・・  
この答は来週に持ち越しとなりました。


(「なるほど」は目上の方には使わないと聞いたことがあるので、「なるほど」の使い方についても質問してみたいと思います。)


「聴く」ということ、これは「訓練」が必要だそうです。 

したがって授業の途中で先生は白板に書かれた「傾聴講座」を「傾聴訓練」と書き換えられました。訓練無くしては「聴くこと」は出来ないそうです。


地道に日々の生活の中で実践して、もっと人の話を聴ける人間になりたいです。 


面と向かっても難しい「聴く」ということ。これを27年に亘って電話で実践されてきた講師の方から学ぶことは多いと思うので次回が楽しみです。


(*)

命の電話はヨーロッパで自殺防止のために約60年前に始まり、日本では約40年前、横浜では30年前から始まりました。 24時間、年中無休でボランティアの方が対応しているそうです。

いつでもどこでも(日本国中)、誰でも(耳が不自由な方の為にFaxやインターネットでも対応し、外国人の為には現在はポルトガル語、スペイン語、タガログ語で対応。)、何でも(専門分野には法律家や医療従事者、臨床心理士が対応)という考えの元で運営されているそうです。
  
去年の自殺者が3万2千人・・・自殺を考える人の他、様々な悩みを抱えている人の話し相手、相談相手にもなっているそうです。

私にはとてもできないだろうボランティア活動ですが、せめて自分のまわりの人の心の声を聴きとれる努力だけはしていきたいです。



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2010年9月10日金曜日

写真によってこんなにも違いが・・・

コンベンションの時、ベア友のfumiさんにお願いしてコンテスト出展のうさぎの写真を撮っていただきました。


メールで添付ファイルとして送ってくだされば良いものを、わざわざCDに焼き付けて郵送してくださいました♪


メールだと圧縮をかけるので画質が落ちるからと言って・・・いつもながらのお気遣い、有りがたいです♪♪


当ブログの「プロフィール」に使っている「ベアの親子」の写真も昨年のコンベンションの時にfumiさんが撮ってくださった写真です。





fumiさんが撮ってくださった写真。



モヘアのふかふか感が出ています。 うさぎが持っている懐中時計もちゃんと文字盤がみえています。








私が撮った写真。
 

時計がみえませ~ん。

モヘアの質感もわからず、足も写っていませ~ん (-_-;)



比べると雲泥の差!  


ベア(他の動物ぐるみも)作品の写真って毛質や色や目の光、表情、立体感、雰囲気を表現するのが難しいです。

どれだけ作品の持つ可愛さ、精悍さなどを表現できるか・・・


以前、カメラ屋さんで教えてもらった時には・・・・


① 自然光の中で撮るのが一番

② ラシャ紙を壁から床にかけて流れるように置いて、その上に作品を置いてとる

③ レフ板は白い紙を使用

とのことだったのですが、それだけでは決してうまく撮れません。


私が撮影すると平面的になり、単なる「記録もの」写真になってしまいますが、fumiさんが撮る映像は違うんだなぁ~


センスはもちろんですが、対象物の持つ良さを見つける目や対象物への愛情が違うんだと思います。


私も見習いたいです。ベア作りは最終の段階で写真技術・センスも求められるので、世界がどんどん広がっていきます。


因みにfumiさんの作品はオオカミとキリっとしたワンコが主です。
そのブログではアーシャくんという楽しい旅くまと、愛情を感じるオオカミの写真の数々をみることができます


オオカミの写真は写真集にして欲しいくらいですし、アーシャくんの写真はユーモア満載で毎回笑わせてくれます。(アーシャくんは日本国内だけでなく世界の様々な土地を旅しているfumiさんの愛くまです。)

リンクを貼っているのでのぞいてみて・・・楽しめますよ♪


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2010年9月9日木曜日

手作り味噌・・・熟成完了!


ニ度目の手作り味噌・・・出来上がりました。


区の消費生活推進委員をしていた時に、「食の安全」に取り組み、その一環として「味噌作り」を体験したのが昨年の3月。 去年、作ったお味噌がとても美味しくて、今年も当時の仲間とともに3月に体験教室を申し込み、お味噌を仕込みました。


といっても大豆も麹もお塩も「味噌作り体験教室」の開催元、「小泉麹店」でご用意いただいた物。


参加者は茹であがった鶴の子大豆を手でつぶし麹と塩を混ぜ合わせ、容器に入れてラップで密封するだけです。


春から夏にかけて暑くても気にせず、冷蔵庫などにいれず常温の中で6か月過ごさせると美味しいお味噌の出来上がり!


3月9日に仕込んだので今日で丁度6カ月。  蓋をあけるとふ~んとお味噌の良い香りが・・・


発酵でラップが膨らんでいます。


このお味噌を食べるとスーパーのお味噌を買う気がしなくなります。


お味噌汁はもちろんですが、胡瓜やエシャロットなどにつけて食べるとその美味しさが際立ちます。


熟成途中で何度も蓋をあけて様子を見た去年は黒いかびがかなり表面にみられましたが、今年はただひたすらじっと我慢して今日まで蓋をあけなかったら去年のようなことにはなっていませんでした。(蓋をあけると家の中に舞っている菌が付着しカビがはえるそうです。黒いカビが出来ても、害はないので表面をとりのぞけば全く問題はありません。)





醤油の元になるような上澄み液(もろみ)がうきでてきますので、これを味噌全体にかき混ぜます。


6か月待たなくても食べられますが、早いと青臭さがあるそうです。




「小泉麹店」は住宅街にぽつんとある小さなお店ですが、TVでも時々紹介されています。(おしゃれイズムで米倉涼子、森泉、藤木直人も来店して味噌づくり体験しているのを見ました。)


最近は豆・麹・塩をキットにして通販していて、お店での味噌販売はしていないそうです。


「体験教室」は10人までみたい・・・あまり広くないのです。 (事実はわかりませんが体験教室の材料の方が良いという話も・・・)

100%無添加、 これはやめられません。 来年も年が明けたら申し込みたいと思っています。





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2010年9月8日水曜日

試作品といえども・・・

夏バテ気味でベア作りがおろそかになっていましたが、やっと再開する意欲が湧いてきました。
我が家のワンコをモデルに「ビションぐるみ」を作ろうと型紙作りに着手。

型紙作りの途中、休憩してふと棚を見ると、コンベンションの時に試作品として作った「うさぎ」と目が合ってしまいました。 こっちを見ています・・・・


コンベンションが終わったら、その存在を忘れておりました。 可愛そうなことに手足と背中は綿が出たまま、綴じられもせず・・・

試作の「うさこ」は以前作った白クマの余りのアルパカ・モヘアで作ったのですが、毛足6ミリの直毛の所為か縫い目の「毛割れ」が目立ちました。 又、手足と耳が少々短めだし、耳の内側に使ったスエードが薄くてシワがよっていて気にいりませんでした。

ということで今日まで棚の隅でこの「うさこ」は放置されていたのであります。





日がたってみてみると、そんな「うさこ」もなぜか可愛く思え、気を取り直して完成させました。

コンベンションのとき、有名作家のN.Kさんからいただいた「失敗をおそれるな」、「本番のつもりで集中して作ること」というアドバイスを思い出しました。

このうさこを作るときに私の心の中に「試作品だから・・・」という甘えがあったんだと思います。そして、失敗・・・と思って放置してしまった。 




完成させてみて・・・、「失敗とちゃんと向き合わないと前進はない」ということをこのうさこは教えてくれたような気がします。


今後の覚え書として、注意点を書き記しておこうと思います。

① 短い毛足のモヘアは縫い目や毛割れが目立ちます。 
   これをめだたなくするために・・・

   ・ 縫い代の毛はカットしない。
   ・ きつく縫いすぎない。
   ・ パンパンになるまで綿を詰めすぎない。
   ・ 綿を詰めたら、目打ちで縫い代の向きを反対側に倒してみる。
   ・ モヘアをカットするとき毛の流れにはより一層注意を払う。

   目打ちで縫い代の向きを調整しただけで、よくなりました。

(因みにコンベンションに出展したうさぎは約1センチの毛足のアルパカ・モヘアを使用しました。
使用するモヘアの毛足の長さ、密度、カールの有無などで雰囲気がかなり違ってくるのでモヘア選びには気を使います。 長さ・密度が良くても、思うような色がなかったり・・・)
   

② 耳のスエードのシワをめだたなくするために・・・
 
   ・ ウルトラスエードを使う。
   ・ モヘアと縫い合わせる時、糸をきつく引かずに適度な緩みをもって縫う。

   中には、このシワシワが可愛いという作家さんもいらっしゃいます。


うさこちゃん、放っておいてゴメンね。 おまけとして「つけまつげ」でおしゃれしてあげましょ♪

このうさこは他のベア達よりも「特別な存在」になったかもしれません。



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2010年9月3日金曜日

ふしぎなお皿

猛暑つづきでブログも「夏休み状態」でした~。

24時間エアコン漬け・・・料理も如何に「火」を使わないですませるか・・・そんな日々を送っておりました(-_-;)



そんな中、今日、ありがたい「物」が届きました ヽ(^o^)丿

行きつけの喫茶店で「暑くて魚も焼きたくない~」という話をしていたら、マスターからお薦めいただいたお皿。




スマステで紹介されたとか、通販番組でよく紹介されているとかいう「ふしぎなお皿」という名のお皿。
評判なんだそうですね。

このお皿に魚を置いてレンジに入れて数分待つだけとか。

喫茶店から帰ってすぐにネットで検索して、一番安いお店に発注。(有田焼 焼き魚で検索しました。)

有田焼の土に無機炭素を調合して、電子レンジに入れると遠赤外線を発生させて焼き魚もできるようにした皿。話を聞いた時は「電子レンジのグリル機能で魚を焼くんでしょ?」といったのですが、「いや、レンジ機能だ」というので???でした。

届いたお皿で早速、試してみました。 説明書によると確かにレンジ機能で「焼き魚」ができるみたい・・・
ラップは使いません。


このお皿をご存じない方の為に、今日の体験をご紹介します。

初めにまず野菜から。ナスを洗って二つに切りレンジで2分半。 次にシイタケ、ピーマン、オクラを試しました。これも2分半・・・・









ちょっとレンジ時間が長すぎたかな・・・・ピーマンがしんなりしてしまいました。 (ナスにはおかか、ピーマンとシイタケには七味、全体にすだちとぽんずをかけていただきました。)













焼き野菜を食している間に、次はサケを2分半レンジに。 皮もパリッとした感じになりました。




塩サケをレンジに入れている間に、鶏モモ肉を醤油・おろしにんにく・味醂・酒・七味・片栗粉につけておきます。




塩サケが焼きあがったら、次は鶏モモをレンジに2分、一旦裏返して更に1分・・・・・なかなか美味しく出来上がりました。御覧のとおりお皿の溝に油がしたたりおちています。ヘルシー!!





約10分で、野菜・魚・肉の三品がお皿一枚で出来上がってしまいました。

フライパンやロースターや焼き網など使わないので後片付けも簡単。 

   ① 短時間で出来る。
   ② 火を使わないので暑いときには助かるし、魚焼きの煙もでない。
   ③ 食器洗いが簡単。(食洗機も使えるそうです。)
   ④ 余分な油を使わないし、溝に余分な油が落ちるのでヘルシー。
   
気にしなければ、レンジからそのまま食卓にだしても普通のお皿に見えなくもないかな?

魚、野菜、肉、芋類、ご飯料理、卵料理、お菓子・・・・同梱のレシピ集をみると「ほんまかいな?」という程、沢山の料理が数分でできるみたいです。

今度はステーキに挑戦してみよっと! 炭焼風ヘルシーステーキができるかも? 
これからの時期、なんといっても「さんま」・・・かな?

”ズボラー”の私には手放せないものになりそうです。


*レンジの中が汚れるのを防ぐために、脂分の多い料理のときにはクッキングシートを敷いたりかぶせたりした方が良いみたいです。

*レンジのワット数によって出来上がり時間は違うと思います。レシピ本は500Wを基準に記載されています。 わが家のレンジは900Wなので短めに時間設定した方が良いようです。時間をうまく調整すれば更に美味しくできると思います。
 




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