2010年6月8日火曜日
和チャコ ・・・ 必需品です。
昨日は長襦袢縫いの続きを教わりに行きました。
「立襟つけ」をしました。
「襟」と聞くと、長着の襟もとから除く「えり」を連想してしまいますが、「おくみ」に相当する部分なんですね。
印つけから日がたった所為か、ヘラとこてで付けた印が見えにくく難儀しました。やっとみつけた印を「和チャコ」でなぞりました。
この「和チャコ」が優れ物(写真中央)。 左端は通常、洋裁で使うチャコです。
「和チャコ」は通常のチャコの半分から3分の1ぐらいの薄さで(お菓子のラング・ド・シャみたい)、絹や洋服の裏地のようにペラペラした生地に印をつけるのに適しています。 薄い布に通常のチャコで引こうとするとつっかかってしまいますが「和チャコ」ならそのようなことがないんです。 綺麗に、楽に線がひけます。
先生からお借りしていますが、「和チャコ」を売っているお店がまだ見つかりません。ネットで探しても同じようなものが見つかりません。 因みに先生は石鹸チャコを使っていらっしゃいます。
さて、糸ですが、洋裁の糸と違って台紙に巻いてあるのでどうしても巻きくせが糸についてしまいます。(写真のようによれよれになります。)
縫っていて途中で糸がこんがらがるので先生にどうしたらよいか伺ったところ、和裁では糸にもアイロンをかけるとのこと。 ベアや洋裁で使う糸は糸巻きにぐるぐる巻いてあるので癖はつかないし、糸がよれたら「ピンピン」と糸を指ではじくとよりが戻ります。 でも絹糸はそれをすると糸が弱るのでアイロンをかけるとのことでした。
これって常識なのかもしれませんが、日々発見があるので、知らない分野を除いてみるって楽しいことです♪
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