2011年1月15日土曜日

世田谷ボロ市

今日はchamaさんに誘っていただいて有名な「世田谷ボロ市」に行ってきました。
このボロ市は433年の伝統を誇るもので、毎年12月と1月の15日、16日に開かれているそうです。


待ち合わせ場所の三軒茶屋の世田谷線の改札口でまずびっくり。
二両編成の小さな路面電車ですが、ホームは人であふれ入場規制が行われていました。

四つ目の世田谷駅で下車。人の流れについて、ボロ市通りへ・・・・


おぉ~! ずっと先まで店と人で埋め尽くされています。


昨年末にテレビのアドマチック天国で紹介されたことと、土日に重なった所為なのか例年に増しての人出だそうです。




道の両脇に店、店、店。まずは左側を制覇しよう・・・ 右側は帰りに見ることに。




なんでもありの世界です。 古着、古銭、古本、和洋食器、皮製品、鉋や鋏、おもちゃ、SP判のレコード、アナログカメラ、時計のパーツ等。もちろん新品物も売っています。

普段あまり目にすることがない杵や神棚まで(ボロ市名物だそうです。買って帰る人、いるのかな?)






(古銭を熱心に品定めするおじさん)







この間捨てたものと同じ~! へぇ~、こんな物がこの値段! 買う人いるんだ~~と思うようなものも売られています。




中には大変お買い得のものもあります。


今日、ゲットしたのは・・・





① 小さなまな板(パンやチーズ、果物を切っても良いし、お寿司を載せてもいいかな?250円)
② 95才のおじいさんが作ったという木製のベア用ベンチ(1000円)、
③ レースの袋とレースの襟(袋はプレゼントを入れて包装紙代わりに使えるかも、ポプリを入れてつるしてもOK。二重になっていて手がこんでいるのに500円。襟はベアの飾り用2枚で500円)


メイン通りから折れた細い道にまで店、店、店。一般住宅の前にも店が出ています。 玄関先まで人がくるので、ここにお住まいの方は難儀なことでしょう~。


帰りに立ち寄った居酒屋さんの話では、この期間、家を離れる住人もいるとか。洗濯物も干すのがはばかられたり、玄関前に人がいてドアが開けられなかったり・・・とか。







ボロ市でもう一つおさえておきたいのがボロ市名物「代官餅」。





  (代官屋敷)



地元の方がついたお餅をきなこ、あんこ、大根おろしでまぶした三種類の代官餅。



すぐ傍にある代官屋敷から名前をとったものと思われます。 



並ばないと買えないと聞いていましたが、夕方4時近かったためかそんなに待たずに買えました。しかし「おろし餅」はすでに売り切れ。 chamaさんと「きなこ」と「あんこ」をシェア。

食べる場所をやっとのこと見つけて、立ち食いです。 (代官餅専用テーブルも設置されていましたが、満席でした。)


和菓子屋さんで売っているあんこのお団子のような物を想像していたのですが、開けてびっくり。 
ひとつのお餅が大きい! まだ温かなつきたての柔らかいお餅にたっぷりの「きなこ」と「あんこ」。
満足、満足 ♪


我々が食べていたら見知らぬおじさんが「何時ごろ来たの?」と聞いてきました。
話によると「早くに来ると30分以上待つので夕方まで待てば並ばなくてすむと思ってきたのに売り切れで買えなかった」と残念そう・・・ 私達はぎりぎり間にあったんだぁ~!

地元の人が杵でついて作るので、そんなに沢山は作れないそうです。



代官屋敷と資料館を見学して外に出るともう夜。 暗くなった道に店々のライトが煌煌と光っています。


人出は一向に減る様子がありません。 この市は夜8時まで開かれているそうです。



時が過ぎるのを忘れた楽しい冬の一日でした。 
chamaさん、誘っていただいてありがとう!! 来年も又、行きたいな♪



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