2011年8月11日木曜日

腕ぬき


SAVE IWATEのホームページで今必要とされている支援物資一覧を見ていたら「腕ぬき」というものが目に止まりました。

「腕ぬき?」・・・なんだろう?・・・ネットで調べてみました。

あぁ・・・・あの腕にはめるものね!



小学校の図工の時間に使ったきり二度と使うことがなかった腕カバー(アームカバーともいいますね)。
その昔は事務員さんが「黒い腕カバー」をしている姿をテレビでよくみたものでした。

今、何に使うのか?・・・想像できるのは炊事、掃除、がれきの片付け作業、修理作業・・・?

そんなことを考えていた矢先、農家の方の生活を紹介する番組をみていたら田植えをしているおばあさんの腕に「腕ぬき」、漬物をつくる腕に「腕ぬき」・・・

「腕ぬき」が生活の中のいろいろなところで生きていました。

いまや事務職はパソコンと向かい合いワイシャツを汚すこともありません。

洗いものも食洗機、洗濯機、雑巾で床ふきをするよりxxワイパー、糠床を毎日かえす家庭も数少なくなり、生活の中で「腕ぬき」を必要とする場面がなくなってきているのでしょう。

しかし番組をみていたら「腕ぬき」って「ちゃんと生きること」の象徴のような気がしてきました。

知り合いに話したら、その方のお孫さんは食事のときにスモックが嫌いで腕カバーは喜んでつけていたとか・・・そうなんだぁ~~


そこで「腕ぬきの作り方」で検索をして、あり合わせの布で作ってみました。

チョー簡単。 大・中・小と三種類。
四角い布を筒に縫い、上下にゴムを通す折り返しを作るだけ。



(どこかにクマ柄が潜んでいるのです♪)















農作業では日焼け防止にも使われるようですが、我が家では冬場に向けて水仕事用にお洒落っぽい「腕ぬき」を作っておこうかと思います。

ちなみに「ぬき」ってどんな意味があるのか? 気になって調べてみました。
「指ぬき」、「腕ぬき」。 今まで考えたこともありませんでしたが、「ぬく」=つつ状を貫通するという意味のようです。 指貫、確かにそうですね・・・ただ「腕ぬき」には「抜」が使われているみたい・・・ 

「SAVE IWATE」のホームページをみていただけなのに、思わぬ収穫がありました。


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