2011年6月20日月曜日

梅雨どきにこそ・・・銭湯



最近の区報に銭湯紹介の特集が組まれていました。


この近辺には結構温泉が湧いています。 ちょっと足を伸ばせば露天風呂つき温泉銭湯もあります。

そのほとんどはラジウム泉。




今年は雨が多く、ジメジメした鬱陶しい天気が続いています。
湿気はいつの間にか体の芯を冷やし、水分代謝を悪くするような気がしています。


このようなときに運動で汗を流すのもよいですが・・・・そうだ!! 銭湯に行こう!!


ということで或る日、我が家から歩いて10分とかからないところにある銭湯に行ってみました。
今日で3回目。昨日と今日は「レンチャン」です。


商店街の通りからちょっと引っ込んだところにある古い銭湯。 ここは神奈川県の銭湯を紹介した文庫本にも載っています。



毎回、夕方4時頃に行きます。 この時間、女湯はガラガラ。 夕飯作りの時間だからかしら?

男湯の方では元気なおじさんの声がしています。






今日は私一人。 女湯独りじめ、やった~ !(^^)!・・・と思いきや昨日ご一緒だったご高齢のご婦人があとから入っていらっしゃいました。 二人で広い女湯を占領し、おしゃべりしながらゆ~ったりとお湯に浸かりました。





お湯はラジウム泉、コーラのような色で湯舟に入ると自分の手足も見えないくらい黒いお湯です。


お湯の温度も心地よく、頭にタオルを乗せて、銭湯定番の富士山と海と松の壁絵を眺めながら手足を思いっきり伸ばします。 天井は高いし、マイナスイオンが一杯のようだし・・・ 極楽、極楽♪♪




最近はスーパー銭湯は別として、このような街の銭湯は客が激減しているようです。


ご一緒したご婦人は「以前はよく来ていたお年寄り達も足腰が弱った所為か最近は見かけなくなった」と嘆いていました・・・

この方は動けるうちは毎日来るつもりだとおっしゃっています。もちろん家に浴室はあるのですが、毎日銭湯にくるのが楽しみの一つだそうです。


最近は銭湯の入り方がわからない、知った顔に会うのが嫌という方もいらっしゃるようです。

昔はこういう場でお風呂の入り方を学んだり(周りの人にお湯や石鹸がかかったりしないように静かに洗い、湯船の入り方にも気を遣い、迷惑をかけないようにしたものです)、自然なコミュニケーションをとっていたし、入浴の所作も綺麗だった気がします。昨今はそういうことが疎んじられるのかしら・・・

「銭湯」は「日本の文化」の一つだと思います。

大人450円。 喫茶店でお茶したつもりになって、代わりに銭湯通い。

せっかくこんなに温泉が湧いているのに、こんなにすいていては、「もったいない!!」



体の芯から温まり、体内の余分な水分が抜けてすっきりします!  冬場の銭湯もよいけれど、梅雨時の銭湯もお薦め。

さすがに腰に手を置いて、牛乳一気飲みはしませんでした (~_~;)




(懐かしい体重計やヘアドライヤー)


スポーツジムのジャグジーとは違った良さがあります。

この夏は銭湯がマイブームになるかもしれません。

(この温泉水をペットボトルに入れて持ち帰る方もいらっしゃるそうです。化粧水のように顔に塗るとお肌つやつやになるとか・・・)


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2 件のコメント:

糸絵巻 さんのコメント...

梅雨時の気分転換に銭湯!

名案ですね。

家のお風呂とはまた違った気持ちよさがありますものね。

eleanor さんのコメント...

ジムや家のお風呂と何が違うか??・・・

高い天井・・・開放感・・・

ありがたいことに、ここは「温泉」

この銭湯、頑張ってくれています!
なくならないことを願っています。