2011年3月31日木曜日

ちょっと休んで・・・


今日はワンコと近所をゆっくりとお散歩。


散歩の途中、満開の枝垂れ桜と雪柳に出会いました。









この枝垂れ桜は身延山に由来するものだとか・・・



花のもと、ベンチに腰掛け空を見上げてみました。


大きく息をして、伸びを・・・




この20日間、余りにも大きな出来事に心も体も固くなっていましたが、気が付けば季節は移っていました。


東北にも早く春が訪れますように・・・


この先、この桜の季節には失われた多くの犠牲者に思いを致し、命の尊さをかみ締めることでしょう。


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2011年3月30日水曜日

石巻に向けて支援物資・・・もう少し待っていてください!



今日、衣類・文具・遊具・生活用品などを詰めた段ポール19箱を石巻に向けて送りました。


宅配便を送るのにこんなに感慨深い思いをもったことはなかったかも・・・


宅配便のお兄さんが非常に頼もしく思えました。






このたびの送付については横浜市教育委員会のお力添えを得ましたが、神奈川県の「支援物資送付や避難者受入等についての問い合わせ」は以下のとおりとなっています。


   神奈川県被災者支援 ℡ 045-210-5970/5975
                (24時間 電話相談)






大曽根地区の皆様からのいただいた沢山の衣類の他にも、大曽根小学校PTA様からの文具・遊具、大倉山の新田歯科クリニック様からの歯ブラシ・歯磨き・入れ歯固定剤、ブログリンクしているチカラボタン様からのルームソックス等・・・送らせていただきました。 (歯磨き60本が神奈川県立武道館の一時避難していらっしゃる方々にも届けられました。)

皆様の善意が石巻の方々に届くのももうすぐです。
ありがとうございました。




今夜の夜行バスで帰省する妹さんに現地で何が求められているのか実態を教えてもらうようお願いしました。



今回送りきれなかった沢山の衣類がまだあります。
避難生活は今後長く続くと思います。  被災者が何を求めているのか・・・時がたつにつれて違ってくると思いますので長い目で支援していきたいと思っています。

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2011年3月28日月曜日

ベア達・・・東北に向けて旅立ちます!

今まで作ったベアで手元にあるベアの内、25体が東北に向けて旅立つことになりました。


救援物資と一緒にではなく、仙台の実家に戻る看護大学の学生さんがスーツケースに入れて高速バスで運んでくださることになりました。


被災地に戻って、ベアを求めてくれる避難所や保育所を選んで自ら手渡して届けてくださいます・・・

今日は救援物資の置き場所を提供してくださっているM氏宅で、それぞれのベアやウサギに似合うリボンと「そばにいるよ!」メッセージタグをつけ、ラッピングしました。


お別れするのはちょっと寂しい気もしますが、元来、誰かの心の癒しになれば・・・という思いで作り続けてきた子たちですから・・・


さぁ、君達の出番ですよ!!  



こんな悲しい状況は想定していなかったけれど、どこかの誰かに「ぬくもり」と「笑顔」と「安心」を与えに行っておくれ!!

いつの日か笑顔が戻りますように・・・


(オリジナル以外の作品については作家さんのご了解を得ました。みほ先生、牧子先生、ゆみ先生、ご快諾いただきありがとうございました。)


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もたしちゃんの無事な姿に・・・安堵!

ブログにリンクを貼っている「わたしもたし」のビションフリーゼ、もたしちゃん(仙台在住)の元気な姿がようやくブログにアップされました。 この日が来るのをどんなに待ったことか!!

ご家族ももたしちゃんもなんとか無事に過ごしておられるようですが、やはり大変な生活は当分続くようです。 

明るく、元気なもたしちゃん、早くお外で飛びまわれる日が訪れますように・・・

大阪に本拠を置くARKでも被災地の動物支援活動を開始しています。
犬猫を飼っている方、犬猫を預かっている方、迷子犬猫のために活動しています。(犬猫以外も)

ホームページ上で、「情報が不足していて、何を必要としているか教えてほしい」と訴えています。
情報をおもちの方はARKのホームページにアクセスしてみてください。

被災ワンコについても支援できることがあればお手伝いするつもり・・・ワンコを飼う一人として他人事とはおもえません。 

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2011年3月25日金曜日

人とモノを自由に選べるようになる本

地震が起こる前日に図書館から吉原珠央さんの「人とモノを自由に選べるようになる本」という題名の本を借りてきました。

地震で読書をする気分になかなかなれませんでしたが、一週間を過ぎたあたりから読書開始。

いわゆるハウツー物に分類されると思われるこの本を読み進むにつれ、「なんで、今、この本にであったんだろう!」という啓示めいたものを感じました。

(著者はキャビンアテンダントからイメージコンサルタントになった女性です。)

特に2点が強く記憶に残りました。

① 「すごいこと」を発見できる人になろう

セミナーに参加する人に「朝起きてからここにくるまでに既にすごいことが100個あった人は?」と質問するとまず手を上げる人はいません。 でも、朝起きて手足が動いた、光を目で感じることができた、音が聞こえた、体が温かかった、立つことができた、歩くことができた、いい具合に食事ができた、人と話ができた、文字が読めた、言葉が理解できた、言葉で感情が動いた・・・皆、すばらしいことを100個体験しているはず・・・

なのに、それを「すごいこと」と感じることを忘れてしまっている。
「すごいこと」を沢山感じられるほど幸せになれる・・・そうだよなぁ~・・・「ありがたい」と思うことを忘れないようにしたいです。



② 「あるもので、なんとかできる力」をつける

人をうらやむことなく自分らしい生活をしていくには「予期せぬことが起こったときに、「なければないで仕方ないから、代わりになるものを探そう」という発想の転換ができる能力が必要。

ある人が台所洗剤を切らしたとき、体を洗う石鹸で代用したら油を落とす原理は同じなので、「よく落ちた」とうれしそうに話していたとのこと。「ない」ことだけに目が行ってしまう人と代用の発想がきく人の違い。

普段から身の回りにあるものを観察する、冷静になるスイッチを持つ、代替案として成り立つための最低条件をシンプルに3つ考えてみる(贅沢は排除)・・・この3つがポイント。

「あれもない、これもない」という「ないない星人」にならないように・・・今、首都圏で生活している私にとって日々心がけようと思う言葉でした。


なんで今、この時期にこの本が私の元に届いたのか・・・今、来るべくして来たのでしょう。そのこと自体にも感謝です。


図書館に返却、本屋さんで買って手元に置いておくことにします。



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2011年3月23日水曜日

テディベアを通して支援を・・・

今日も集まった衣類の仕分け作業をしてきました。


たった2日間、路上で呼びかけただけなのにこんなにも衣類が集まるものなのか・・・
山のように集まりました。


シミや毛玉や穴のある物はとりあえず別にして男女、子供・乳児に分け、それぞれサイズを明記したタグをつけて発送しますが、仕分け作業がこんなに大変なものか体験して初めて知りました。この作業は今後、マニュアル化して共有しておくとよいのかとも思いました。(もちろん、それを使う機会がないことを願いますが・・・)


今回取り除いた衣服もリフォームを専門とする方のお力を借りて、被災者のお役にたてる形にし、皆様からの善意を活用したいと思っています。


今日、私のテディベア作りの先生である井口先生が「テディベア募金」を立ち上げました。ベア作家としてテディベアを通して少しでも被災者の力になりたいと思います。


関心のある方はテディベア教室「アイザック・ベル」のホームページをご参照ください。→ 


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2011年3月21日月曜日

必要な物・・・

大学生さん二人が被災者の一時避難所として開放された横浜市港北区岸根の武道館に靴下とカイロを差し入れに行ったとの報告がありました。

スタッフの方の話によると16人が避難されているそうですが、暖房がないため寒さがこたえるのでもっとカイロが必要だとおっしゃっていたそうです。 

(皆さんがバラバラと差し入れをもって訪問しては対応に支障をきたす恐れもあるので窓口で確認したほうがよいかと思います。)

集まった衣服を置かせていただいていた某選挙事務所の某議員さんに避難所情報をお教えしたところ、早速避難所を訪問されホームページに状況をアップしていらっしゃいました。(今は政党とか団体とか組織の枠を超えて、ともかく被災者が助かることを第一に考え、行動に移していきたいものです。)

その議員さんのホームページ情報によると、県立武道館の受入窓口は「かながわ県民活動サポートセンター」となっているそうです。

当センターのホームページにアクセスしたところ、県内一時避難所ボランティア説明会が3月25日、26日、27日に開催されることがわかりました。

関心のある方はセンターホームページをご参照ください。→ 

大学生さんの仙台の実家から連絡があり、知り合いの地元教育委員会関係者から物資の輸送依頼があったそうです。何でも!!ほしいとのこと。 教育委員会からの要請なら、子供がらみかな? 遊具、文具??


とにかく何が必要なのか再度確認してもらいます。


私は新学期に向けての文具のほか、折り紙や綾取り、お手玉、縄跳び、竹馬、トランプ、クレヨン、画用紙等、昔からの遊具を考えましたが、若い大学生さんの意見は本や漫画・・・でも、重量がかさみガソリンとの兼ね合いも考えなきゃ・・・

それでもマンガを本当に必要としているのなら重量・ガソリンを度外視すべきなのか? それとも、被害地の子供に我慢してもらうのか?・・・ 悩ましい。(最近は、家の近所の子供達の間では、縄とび、ゴムとび、竹馬、おままごと、道路にロウ石で絵を描く・・・という昔の遊びが復活しているんだけどなぁ~~)


日々、改めて考えさせられることが沢山あります。


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横浜市ツイッター ・・・支援体制、整いつつある!

横浜市がツイッターを始めたので計画停電のことや災害支援の情報を見ています。なりすまし等の問題を注視し、当面は書き込みしても回答はしない方針だそうです。
(横浜市ツイッター → 


横浜市でも磯子区や旭区に避難者用施設を確保し、受入を始めつつあります。
神奈川県は福島からの避難者を港北区岸根町の武道館に一時的に受け入れることを決め、川崎市や相模原市などの県内の被災者受入施設開設の調整に入っている模様。


私はこれらの情報をインターネットのホームページを通じて知りましたが、インターネットを使えない人にはこのような情報は届きにくいんじゃないか、被災地の人達(特に身寄りの少ない高齢者や子供達)は取り残されてしまうのではないかと心配してしまいます。

(インターネットは今回、とても大きな力となっていますが、使えない人にとっては逆に情報が届きにくくなって混乱が深まってしまうのではと危惧しています。 アナログ情報とうまく使い分けていかないといけないなと思っています。)

被災地以外の人が替わりに申し込みをしてあげるとか輸送してあげないとせっかくの受入施設までいけないんじゃないかという点も気になります。既に申し込みが始まっているところや明日から申し込み受付を開始するところもあるようです。 (詳しくは神奈川県の公式ホームページ参照)

一時避難場所の武道館は暖房設備が充分でなく、県からは毛布と水が至急されるとのことですが、衣類・食べ物・入浴のことも気になります。 入浴設備(銭湯を含む)・石鹸・タオル・替えの下着はどうなっているの?・・・無料提供されるのかな?・・・ 多分、県でそれなりの対応はするでしょう。

我々の活動拠点として地元の個人の方が自宅を提供してくださることが決まりました。
集まった衣類を一箇所に集めることができました。 感謝です!!

集まった衣類を横浜市の避難施設にいらした方に提供するか、フリマのような形でお金にかえるか、今後の行政の動きを見ながら行動に移していくつもりです。

集まった毛布とか衣類、洗濯済みではないものが多いので、クリーニング業界の方がクリーニングに手を差し伸べてくださるとありがたいな・・・なんていう話もしています。

受入施設近辺の地図とかもあったらいいね・・・銭湯とか公共施設とか物資調達場所の地図とか・・・

自分が被災者になったとき、ちょっと落ち着き始めたとき、何が必要か。
「お金」はもちろんかもしれないけれど、他にも提供できるものがあるか考えてみよう。
もちろん「人の手」と「人の心・耳」と「情報」も含めて・・・

自衛隊員・警察官・消防員・医師・看護士・各行政の職員・・・今、この瞬間にも、日本中の大変多くの方たちが、「命」を賭けて寝ずの活動をしておられるかと思うと、ただただ「ありがとう」、「感謝」の言葉しか浮かびません。

庭のゆずら梅、剪定を間違え枯れかかり、「もう駄目か?」と諦めていましたが、今朝みたら「小さな芽」が出てきました。「ほっ!」としました。 植物も一所懸命生きている、「きっと、だいじょうぶ!!」


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2011年3月19日土曜日

ダウンジャケット・・・送りました

最終的に今夕は80着のダウンジャケットを事務局に送りました。

ボランティアの方々が男性用、女性用、男児用、女児用(それぞれサイズ別)と仕分け、100円均一のお店で買った布団圧縮袋を使ってダンボール5箱に納めました。

ダウンが復元しないのでは・・・?という思いもあり迷いましたが、長期にわたらなければ問題ないだろうということで費用対効果も考えた上で圧縮袋使用をきめました。ゴミにならないように圧縮袋として再利用できるタイプのものにしました。

ご提供くださった名もしらぬ皆様、この場を借りて心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。

送料はご寄付いただいた中から使わせていただきました。

被災地の皆様に一刻も早く届きますように・・・・



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Jwave プロジェクトを通じてダウンジャケット送ります

Jwaveが立ち上げた「J-WAVE Heart to Heart つなげる、ココロ」プロジェクトを通じてダウンジャケットを送ります。

昨日、プロジェクト事務局に確認したことは以下のとおりです。

① 行政・警察の承認を得て物資の輸送を始めている。
② 今、早急に求められているのはダウンジャケット
 (本当のダウンでなくても軽量で嵩張らず暖かく動きやすいもの)と赤ん坊のおむつと粉ミルク
③ 事務局で仕分けはするが、送る際に男女別、サイズがわかるようにしてもらえると助かる。
④ ダウンは布団圧縮袋に入れたほうが嵩張らないのではと聞いたところ、圧縮袋に入れて送ってもらってもかまわない。ダンボールでなくても良い。

現在、我々の元に約60着のダウンジャケットが届いているのでこれを送ろうとしています。

ヤマト運輸に確認したら6時までにコールセンター(0120-01-9625)に電話すれば当日受け取りに来てくれるとのこと。(現金払い)
圧縮袋に入れたものを紙で梱包するのが嵩張らないでよいとのことなので、これから準備にとりかかります。
(送付方法は受け入れ先に確認する必要がありますね。)

送料は場所を提供してくださっている地元の工務店さんがご負担くださると申し出てくださっていますが、ご寄付いただいたお金を使うかこれから決めます。いずれにせよ、ありがたいことです。


可愛いイラストと応援メッセージ付きのタグを作ってダウンジャケットにつけようか?!

行政や国、個人への不満や批判をする時間があったら、今、行動に移そう!!
若い人達、頑張っています♪ 

物資や労力や場所やお金等々の提供、善意が被災者の力・元気に変わりますように。。。

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2011年3月18日金曜日

大学生さんとのボランティア活動・・・第一歩

昨晩、我が家で話し合いました。

一人のお父さんは県警勤め、一人のお父さんは人工透析、先祖のお墓が流されたり・・・でも家族の無事は確認されています。言葉にはださないけれど彼らもこちらにいて心配なはずです。


この大学生さん達の数日の動きで既に町内から沢山の衣服が集まっています。地元の工務店さんが一時的に集まった衣服を仕訳する場所、保管場所として事務所の一画を提供してくださっています。目下、お仕事の邪魔にならないように長期的に衣服を保管できる場所を探しているところです。 当地区の町内会長兼地区社協の会長さんにお願いして提供場所やフットワークの良い活動参加者も探していただいていて、組織だって動こうとしています。


彼らが動いた結果、町内から衣服だけでなく、中には活動の足しにとお金を寄付していかれる方、おにぎりを持ってきたけど自分で渡すのは恥ずかしいからと言って近くの商店に「渡してくれ」と言って置いていかれる方、・・・など等、名前も住所も教えない善意の方も沢山いらっしゃいます。運搬車両の提供を申し出てくださる方もいらっしゃいます。

活動費はできるかぎり節約して、ご寄付いただいたお金は現地への寄付にまわせたらいいねと話しています。


今、「お金」が一番と報道されていて事実そうなのでしょうが、お金はそんなに払えないけど「こんな物なら提供できる」というものもあるかもしれません。これから先、長きにわたる不自由な生活の中で誰が、何を、いつ、どんな形で必要としているのか・・・考えておこうかとも思っています。


「そんな物は必要ない」、「そんな活動は必要ない」という意見の方がいらっしゃるのも事実です。
そんな声に彼らも自問自答を繰り返しているようですが、うまくいかないかもしれない、でもまずやってみて状況をみながら軌道修正していってもよいのでは?。 焦らず、長い目でみていこう・・・


今は色々な方々からの「批判」、「批評」にめげず、それらの声も「聴きつつ」、「被災者の苦しみを何らかの形でほんのわずかでも減らす」という「目的」の軸がぶれないようによく考え、そして行動していけたらと思っています。


「衣服」と言って集めると色々な物がどさっと集まり、その仕訳に人手・場所・時間がかかるので、ターゲットをしぼることも考えています。 


たとえば「赤ん坊用の衣服」を集めるといえば、声をかける人達も絞られてくるし、仕訳の時間も節約できるとか・・・ 大学生さん達、知恵を絞っています。三人寄れば文殊の知恵、もっと集まればもっと知恵が出てくるでしょう。


物資の提供は都道府県の窓口に一本化すると決まったとのことですが、あちこちからその窓口に集まったら都道府県の人員もパンクするので、その下部組織として市、区、各社会福祉協議会、町内会、有志グループ、企業、そして個人とツリー構造で動いていくのでしょう。その底辺で役にたてたら・・・


仙台の家族や友人の話からわかったこと・・・

① 津波にあった地区に住んでいた友人も、地震発生時間は仙台市内に働きに行っていて難を逃れた人も多いということ

② 仙台も地区によって生活に支障なく、多分今後も物資の支援は必要ないところがあるが、ちょっと外れたところでは店もなく物資の供給が急がれるところもある。 地区によって必要な物が違う。

③ なんで自分が生き残ったんだと自分をせめる人も出てきており、パニックが収まりつつある中で心のケアが求められてくる。

④ GoogleのPersonal Finderに活動中のお父さんの安否を気遣って入力したら「無事」との書き込みが返ってきたが、後刻本人に確認したら「そんな返事はしていない」とのこと。 悪意ではないと思うが同姓同名の人の勘違いか、誰かが代わりに安否確認してくれて書き込んでくれたのか・・・このツールはよくできているし役にたつものだからこそ、利用者は内容や運用に気をつけ有効に利用する必要があるということ。

一人の学生さんのお母さんは生理用品の代替として、犬のオシッコシートを切って使っているとのこと。
また、市内で無事な友人は「冷凍庫の食材が傷まないうちに食べなきゃと言って、逆に太っているよ」という返事もあったとか。多分、そんなことを言って笑って気を紛らわすしかないのかもしれない・・・本当のところは被災者以外の人間にはわからないのかも・・・

この学生さん達、心の中は「心配」がうずまいていることと察します。そして何の被害も受けていない私自身も不安であるのは事実です。 その両者が話し合い、行動することによって、その不安を紛らわすことになっているのかもしれません。 不謹慎かもしれませんがボランティアという形をかりてお互い心を支えあっているのかもしれません。

今回のことで、生き方、考え方を見直す結果になった。失ったものがある代わりに、新しい出会いもあると信じたい。人間は苦しみを乗り越えて、綿々と歴史を築いてきた、これからも築いていくのでしょう。

綺麗ごと、考えすぎとのご批判はあると思いますが、今このときを大事に・・・したい。

(パソコンで電力使用したこと、情報過多にさせていること、申し訳なく思いつつ書き込みました。ごめんなさい。極力自粛したいと思っています。)

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2011年3月17日木曜日

湯たんぽ・・・

昨晩は結局、停電になりませんでしたがエアコンもつけず「湯たんぽ」だけで暖をとっていました。

夕方6時にお湯を入れ、1時に寝つくまで暖かかったのを確認しています。
お酒の瓶に「破裂しない程度に温度を落としたお湯」も3時間は暖かかったです。

湯たんぽでお尻とか太ももの後ろを暖めると体全体暖かい感じがしました。

昨日の湯たんぽのお湯は今日も使えるし、トイレ用とか植木の水遣りにも使えます。
被災者を最優先。電気に頼らない生き方を昔の人はしていたのだから今の人もやればできるはず。知恵を絞っていきたいです。 

近くに住む仙台出身の大学生が活動を開始したので協力していきます。
今日、家で会合をもち、先ほど打ち出された政府のスキームにのっとった上で町民で何ができるか、救援体制を考えていきたいと思っています。

(横浜市の公式ホームページでは同じグループでも今日は実施されないところを丁目まで色分けされて情報提供されるようになりました。 とてもわかりやすく助かっています。 横浜市の担当者の方にこの場を借りて感謝いたします。)



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2011年3月16日水曜日

懐中電灯をあかるくしたい・・・

これから夜間初めての計画停電の「予定」。

古い湯たんぽを押入れの奥から出してきて、これで暖をとります。
沸騰したお湯を入れるので火傷などしないよう気をつけます。 栓をしっかり閉めて、周りをタオルで巻いて足元を暖めています。ひざにはひざ掛けを。

コートを着て、毛糸の帽子をかぶれば充分。 余ったお湯は少しさましてペットボトルやお酒の空き瓶に入れこれもタオルで巻きました。

ガスや給湯が使えるだけでもありがたい。
できればボンベやろうそくは使いたくないです。

懐中電灯はそんなに大きくないので少しでも明るくしたい・・・色々ためしました。
ビニール袋が良いというので試してみましたが、今のところガラスの球体の置物の下から照らすのが一番いいみたい・・・ ペットボトルも使えそう・・・
いざというときは携帯の明かりもつかえるかな・・・


ガラス類は地震が起きたときには気をつけないとあぶないので心して使います。



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2011年3月15日火曜日

ワンコにマイクロチップを埋め込みました

今までワンコにidチップで埋め込むことまでしなくても・・・と思っていましたが、昨日ワンコの薬をもらいに行ったついでに遂にマイクロチップを入れてもらいました。

痛いのでは? 体に何らかの影響があるのでは? かわいそうかな?・・・と思いましたが、なんなく簡単に首に入れてもらえました。

国番号、個体番号、などのデータがバーコードで読み取られ、動物種・毛の色、性別、生年月、飼い主の連絡先、獣医師名などが世界中どこに行っても識別できるようになっています。

災害時には避難所にワンコを連れていけないので家に置いていくことになりますが、ワンコとはぐれた時、万一どこかの獣医さんに届けられればかかりつけの獣医さんでなくてもデータを読み取れ、どこの誰の飼い犬かがわかるそうです。 (鑑札は外れやすいのです。)

飼い主はワンコを見つけたい場合、保健所に問い合わせるとどこでワンコが保護されているか調べてもらえるようになっているとか・・・

動物を捨てることを防止することにも使われているそうですが、迷子犬を探すのにも使われています。

横浜市では期間によって補助金が出るらしいですが、今回は緊急にお願いしたので補助金なしで獣医さんには5000円、(社)日本動物保護管理協会に登録事務手数料として1000円を支払いました。

(狂犬病の予防注射をしていないワンコはいないと思いたいですが、この予防注射をしていないとチップの埋め込みはしてもらえないと獣医さんは言っていました。)

これが利用されることなど起こらないことを願っています。

(安否が気遣われていた仙台のビション、もたしちゃんとそのファミリーの無事がブログ仲間によって確認され安心しました。 よかった!)


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2011年3月14日月曜日

横浜市にお住まいの皆様へ・・・計画停電

今回の計画停電に関する情報がわかりにくいと思っておりましが、私が今一番わかりやく感じているのが横浜市の公式ホームページです。

皆様それぞれの方法で既に情報を入手されていることと思いますが、参考までにお知らせします。
横浜市の町単位での予定が確認できます。

(リンクを貼りましたがチェーンメールになるといけないので削除しました。必要と感じた方は直接横浜市の公式ホームページにアクセスしてみてください。 ・・・変更、ご容赦ください。)

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Japan Teddy Bear Festival 2011 in Tokyo中止

先般、ブログでお知らせした3月19日、20日に恵比寿ガーデンプレースで開催予定だった「Japan Teddy Bear Festival 2011 in Tokyo」の中止が主催元より本日通知されました。

この度の状況をかんがみ当然の結論かと思います。
今後の予定については後日改めて連絡がくることになっております。

ベア達に会っていただける状態にまで一日も早く復旧することを願ってやみません。

被災された方々のことを思うと心が苦しく、ベアを作る気持ちになれないのが本当のところですが、こんなときだからこそ、少しでも心の癒しを与えられるベアをなお一層心をこめて作らなければいけないとも思っています。

被災された皆様方にお見舞い申し上げるとともにどうか心を強くもたれるようお祈りしています。
被災されていない全国の皆様も不安だと思いますがお互い励ましあい、体調をくずさないよう頑張りましょう。

とりいそぎご報告まで。

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2011年3月13日日曜日

できること?

今、できることを色々考えています。
余震が続いているから、自分のことも考えなくてはいけないのですが・・・

① 現金の寄付。政治はまだ予算案をどうするこうすると一致団結していないから、財源が不安。ともかくお金持ちは少しでも多くのお金を寄付して!  年金暮らしの私も寄付します。

② イデオロギー、政党、宗教、人種全てを超えて全国民ができることを「実行」しよう。

③ 町を歩いていても車が多い。それぞれの事情はあると思うけれど、歩ける場合は車の使用は自粛しよう。 ガソリンはまずは支援用に!

④ 節電!  家ではコートと帽子をかぶりエアコンなどの暖房を止めています。 被害者のことを思えばなんということないです。 もちろん人それぞれ健康状態が違うので兼ね合いを考えて。。。。
不要なネオンはやめてほしいなあ~。

⑤ 食事と水はまずは被災地に: 被害者のことを思ったら「美味しい食事や水」は二の次。健康維持で充分。 (その前に食欲わきません。) ペットボトルは被災地に。 水道水がでるところに住んでいるならば今はそれで充分。私は空き瓶や空きペットボトルに水道水を入れて古い順に飲むようにしています。

⑥ 心のケア: 不安を感じる人からは話を聴いてあげるだけで不安が少しはまぎれると思います。
ご近所の高齢者家族に声をかけています・・・

人それぞれ考え方が違うし置かれている状況も違うと思うけれど、ここはできるだけ多くの国民がなんとか力を合わせたい・・・
異論もあるだろし、もっと良い方法もあると思います・・・ ご意見くださいね。

毎日、ワンコが散歩の途中に立ち寄る園芸店の店員さんが、「今は花どころじゃないですね・・・なんか悪いなと思っちゃいます」と言っていました。 人それぞれ、お仕事があるのだから悪いなんて思う必要ないし、「心を癒してくれるんでありがたいわ」と言って帰ってきましたが、多くの人がなんとかしたいと思っているんですよね・・・。

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ワンコのバンダナに・・・

地震の報道をみるにつけ、心が苦しくなるばかりです。

リンクを貼っているブログ「わたしもたし」のもたしちゃんファミリー(仙台在住)のこともとても心配です。

昨日、家のワンコの首に念のため名前と住所と電話番号を書いたバンダナを巻きました。

経験から「鑑札」や「ネームプレート」は外れやすいとわかっているのでバンダナをしっかり巻きました。

たとえ「鑑札」や「埋め込みチップ」があっても、役所の手を煩わすことになるし・・・

まずは人間のことが第一なのですが、いざというときには避難所にワンコを連れていくわけに行かないので、ワンコのこともしっかり考えておかなくては・・・


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2011年3月12日土曜日

地震への対応

チェーンメールはいけないと思いますが、糸絵巻さんのサイトに地震に対する注意事項が記載されています。

糸絵巻さんのサイトはリンクを貼っているので、一読してみてください。

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2011年3月11日金曜日

地震

中華屋さんで食事中に地震に会いました。店から外に出たけれど何かにつかまらないと立っていられない状況でした。 看板が落ちてきたら危ないでしょ・・・と思うのですが皆、どうしたらよいかわからない様子。道路の自動車も信号もストップ。
ながいこと生きてきましたが、初めての大きな地震でした。

帰ったら家がつぶれているのでは? ワンコが失神しているのでは?と思いましたが無事でした。
一階は無事でしたが、二階ではベアが床にころがっていました。

常備薬が無くなっていたのでかかりつけのお医者さんにワンコを連れていきましたが、患者さんゼロでした。皆、お医者さんどころではなかったのかも・・・やはり血圧が上がっていました。

商店街は停電で店じまい。 電車が止まっているため4時すぎなのに道路は徒歩帰宅の人と車で一杯。

余震が続くので火を使った料理をするのが心配になりお寿司屋さんやデリバリーに電話しました。でもどこも地震のため営業中止とのこと。近所の大手スーパーも早々と店じまいしたとのこと。

コンビにに行ったら人が一杯! ご飯ものは無し。スパゲッティとサラダと唐揚げ等、火や電子レンジをを使わなくても食べられるものを買って帰ってきました。もちろん、ワンコと一緒に・・・
コンビって非常時の大事なインフラになると痛感しました。

コンビにのATMも公衆電話も列をなしています。携帯が役に立たないことがわかりました。(メールもつながらない・・・)

ちなみに最初の大きなゆれのときには携帯の地震緊急通知がこなかったけれど、夜になってからの余震時に「大きな地震がおこります」という通知。あわててワンコと家から出たけれど地震がこなかった・・・どういうシステムなのかよくわからないけれど、まあ、念には念を・・・といったところですね。


ともかくお風呂に水をはり、食料・水と大事な物、薬、懐中電灯、笛、ワンコの餌とケージとオシッコシート確保。

今晩はいつでも逃げ出せる服装ですごします。

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2011年3月6日日曜日

今日は啓蟄


今日は二十四節気のひとつ、啓蟄。

中国からわたってきた暦とはいえ、昔から日本人は自然界と向き合って日々を過ごしてきたんですね。
農耕民族だったからでしょうか。
欧米にもこのように自然に由来する言葉ってあるのかしら・・・?



暖かな一日でした。梅林の梅には鶯(それともメジロ?)がとびかっています。



公園の河津桜も満開。

三椏(みつまた)や沈丁花やミモザも咲き始めました。

木々の花が咲き始めると春だなぁ~と思います。




寒い日と暖かい日が繰り返しやってきますが、自然界に目をやりながら桜の開花を待ちましょう♪


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2011年3月3日木曜日

今年も味噌作り♪


味噌作り仲間と5人で、今年も味噌作りをしてきました。

今年で3回目です。

場所は横浜港北区の菊名の「小泉麹屋」さん。






今年の大豆は「とよまさり」です。

例年は鶴の子大豆を使っていましたが、お店の方のお話によると、去年の秋の収穫時に台風に襲われたために鶴の子大豆の収穫が少なく、今年の大豆は収穫量の多い「とよまさり」になったそうです。






ビニール袋に入った茹であがった大豆、プラスチックの桶には麹と塩が用意されています。


まず石鹸で手をよ~く洗い、エプロンと三角巾とビニール手袋をつけます。




茹で上がった大豆をビニール袋の上から手でつぶしていきます。
麺棒を持参した仲間もいましたが、やはり手でつぶすのが一番。


つぶつぶが好きな方、嫌いな方、人それぞれ。 私はできるだけつぶつぶがないように丁寧につぶしました。


つぶれたらビニール袋の中で大雑把に丸くまとめます。


次に麹と塩をまんべんなく混ぜます。 麹のあま~い香りが室内にただよっています。その中につぶした大豆を入れ、さらに大豆の煮汁をお玉2杯加え、混ぜ合わせます。




満遍なくまざったら、ソフトボールぐらいの大きさに丸めて各自用意した容器の中に投げ入れます。







全部いれたら表面を平らにならした上で周りに5センチぐらいの深さの溝を作ります。そしてラップでピッタと覆います。 そしてさらに表面を押して溝をなくしラップで完全に密閉して完了。





3回目ともなると皆、手馴れてきたのか30分弱で完了。

これを夏も含め常温で放置すれば9月には熟成された美味しいお味噌が出来上がります。

お味噌はその家に舞っている菌の作用で、同じ材料を使っても香り・味は全く同じにはならないそうです。微妙な物なのですね。


去年作ったお味噌がまだ残っていますが、暖かくなると味が落ちるそうなので4月までには使いきってしまいましょう。 先日、鎌倉散策で購入した生姜の味噌漬けがおいしかったので、生姜を薄切りにして残っているお味噌で自家製生姜の味噌漬け作りにトライしてみましょう。

さらに麹だけ購入してきました。 魚の切り身や塩漬けして水抜きした野菜に麹をふって冷蔵庫で保存すると簡単に自然な甘みの「麹漬け」ができるそうです。


[味噌材料]  

とよまさり大豆 700g、麹 1kg、 赤穂の天日粗塩 350g (麹歩合 12、塩分12%)


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