2010年11月13日土曜日

やってしまった! 襖貼り!!


先日の障子貼りで味をしめ、遂に襖貼りに手を出してしまいました!
無謀かしら・・・。

まさか自分でやるなんていうことは考えたこともありませんでした。

今はネットを見ると材料や道具、貼り方のコツについて沢山の方が解説していらっしゃるから助かります。

これがなかったらとてもじゃないけれど、「自分でやってみよう!」などという気持ちはおきなかったでしょう。 本当に便利な世の中になったものです♪



襖って色々な種類があるんですね。
まわりの縁や引き手など、どんな構造になっているのかも今回、初めて知りました。
生まれてこの方、襖の構造など考えたこともありませんでしたから・・・。

今回、挑戦したのは「戸襖」というもので片面が木で、片面に襖紙が貼ってあるもの。
これは一番簡単なものだと思います。

枠縁をはずし、古い紙をはがすところからはじめます。引き手がとても小さな釘で止まっていたなんて・・・
専用のくぎ抜き器が必要です。

過去に経師屋さんが施した下紙や、デコボコをなくすためのパテらしきあとが現れました。

それらをはがし、できるだけでこぼこをなくし、「茶チリ」なる紙をまず張ります。
それが乾いたら、襖紙を貼ります。

アイロンで貼るタイプ、裏に糊が貼ってあるタイプなどの種類の襖紙があります。

ネットでみる限り、アイロンで貼るタイプは難しそうだし、次回はがすときにも大変そう。
そこで今回選んだのは裏に切手のように糊がついているタイプ。

襖の大きさにあわせてちょっと大きめに襖紙をあらかじめカット。
そして裏がえしてスポンジでさーさーと軽く拭くようにしてたっぷり水を含ませます。

3~5分置いて、紙の丸まりが伸びて平らになったら、いざ襖に貼り付け開始。
緊張します。

ふくらみや撚れが生じないよう専用の大きな刷毛で中心から放射状に空気を抜くように軽くならしていきます。  

難しい~~! これは人の助けがいります!!

なんとか張り終えたもののやはり「ぷくぷく」あちこちに空気のふくらみがある、気になるなぁ・・・(>_<)
でも、まぁこれも経験、よしとしよう・・・乾くとよくなるとも書いてあったし・・・
一応、寝る前に霧吹きで再度湿らせてから就寝。


朝、起きたら少し「ぷくぷく」が目立たなくなっていました。 
光線の加減ではそんなに目立たないし・・・ (^^)v

最後に引き手と枠をつけて完成。


☆ 反省点:

① 下紙(茶チリ)全体に糊をつけてしまったのが、よれを目立たせる原因になりました。
   全体につけないで紙の端だけにする。

② できれば水で湿らすタイプではなく、自分で糊を襖の周りにだけつけて貼る方が楽かも。

③ 人の助けを借りて、襖紙を貼るとき、一方をもってもらうほうが良い。


満足とまではいかなかったけれど、初めてのことって色々なことがわかって面白い~~

さて、これを踏まえて二枚目に挑戦しますよ~~ !(^^)!。

/

2 件のコメント:

糸絵巻 さんのコメント...

すご~い!!!

そのチャレンジ精神と行動力。

襖屋さんも障子屋さんもeleanorさんには要りませんね~。

eleanor さんのコメント...

お父様が貼った襖に絵を描いたという糸絵巻さんのブログが刺激になったのかも。私にはとてもとても絵を描く力はありません~ (^_^;)

ホームセンターに行くと色々あって、自分にもできるかな~という錯覚に陥ってしまいます。

会社の同僚で珪藻土で壁を塗り替えたという女性がいましたっけ・・・そこまではできないだろうな♪